昔ある地方都市に出張に行ったとき、接待で遅くなって路面電車乗ってターミナル駅近くのホテルに戻ろうとしてたんだよ
夜遅く市街地に向かう乗客なんてほとんどいなくて、ターミナル駅の終点に向かって停留所に止まるたびに乗客はまた一人と降りていくわけ
そんななかでも一番後ろの席にずっと座ってうつむいてる女性が居たんだが何気なく運転席の鏡をみたらその女性は鏡には写ってない
後部座席は全部ガラ空きになってる
恐怖のあまり運転士さんに声かけようと思って運転席の横までいって運転士に声かけようとしたらのっぺら坊主だったんだよね
でギャー!って叫んだところで目が覚めた
なんだ夢かと思ってちょうど降りる停留所に止まったので急いで降りようとすると後部座席にやっぱり女の人は座ってるわけ
そんで不気味にニヤァとこっち見て笑ってたんだよな
あれなんだったんだろうな
今でも思い出すとぞっとする体験だったわ