1964年12月11日、クックはロサンゼルスのハリウッドにある酒場で知り合った女性を「別の店へ行こう」と誘い出し、そのままイタリア製の高級スポーツカーでサウスセントラル地区にあるモーテルにチェックインした。酒場ではなくモーテルに入った事に驚いた女性はクックがシャワーを浴びている間に、追われないようにと服を隠した上で部屋を飛び出した。シャワーから出たクックは居なくなった女性を探し、全裸にジャケットと靴だけを身につけてモーテルの管理人室へ押しかけた。この時泥酔した状態で、管理人の女性に掴みかかるなど激しい剣幕であったため、身の危険を感じた管理人が発砲、クックは胸部に銃弾を受け死亡した。その後の裁判では正当防衛と認定され、管理人は無罪となったが、その死をめぐっては後に多くの疑問が呈された。