知り合いにNHK職員がいるから、今回のワンセグ裁判敗訴の件どうよ?て聞いてみたけど、営業収入上の直接的な打撃は微々たるものだけど、モバイル端末への一律課金が封じられたのはすごく大きいって、言ってたよ。
「ワンセグという画質の悪い電波に課金するのはおかしい」って判決だった方がまだ全然よかったって。
今回の判決は、モバイルだと全部契約義務ないってことだから、たとえば10インチのタブレットはもちろん、15インチ以上ののフルセグ/ワンセグチューナーがついてるノートPCもってても契約義務はないってことになるし、
さらに言えば、もっとデカいテレビ単一機能の端末でも、モバイル可能な設計になっていれば契約義務がないという判断も可能になってしまう。
それに加えて、上層部は、今後のネット課金の議論への影響を一番心配してるってさ。今後ネットでNHKの放送を同時再送信するようにして、ネットみれる環境も受信料の対象としようと企んだとしても、
若いやつらは最近PCなんかもってなくて、ネットみるにしてもほとんどスマホかipadだからね。
判決を契機に、「モバイル端末には受信料徴収は馴染まない」という考え方がコンセンサスになったら、もうネット課金なんてしてもあんまり意味ないって話になってしまうからね。