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「僕、オーラないから…」そう笑った羽生結弦
2/17(土) 0:50配信 (最終更新:2/17(土) 1:30)
読売新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180217-00050008-yom-spo

〜石巻市のご当地グルメ、もちもちした蒸し麺が特徴の「石巻焼きそば」。
同市双葉町にある1952年創業の「東京屋食堂」2代目の渋谷明彦さん(57)は、
両親の代からその味を受け継いできた。
2011年3月11日、震災の津波で、10年前に建て替えた店舗兼自宅を失った。
避難しようとした渋谷さんも車ごと約300メートル流された。無事だったが、店と家を失った。
渋谷さんは11年秋になってようやく、貸店舗で営業を再開した。

羽生選手が食堂を訪れたのは、14年6月。
ソチ五輪で金メダルに輝いてから約4か月後だった。
黒縁眼鏡をかけたTシャツ姿の若者をよく見ると、どこかで見た顔だった。
「もしかして、羽生君?」。渋谷さんがそう尋ねると、こくりとうなずいた。
「僕、オーラがないから、全然気付きませんでしたか」。羽生選手はそう笑ったという。
ちょうど昼食の時間帯で、約40席の店内は満席状態。
羽生選手は、たちまち客からサイン攻めにあった。
握手や記念撮影も求められたが、嫌な顔もせず、一人一人に丁寧に応対した。
渋谷さんが「こんな紙しかなくて申し訳ないけど……」と紙を差し出すと、
「石巻やきそばおいしかったです!!」とサイン入りでつづってくれた。

その後、羽生選手が東京屋食堂を訪れたという情報は、インターネットなどで瞬く間に広まった。
15年頃から、北海道、兵庫、東京など全国各地の羽生ファンが来店するようになった。
渋谷さんは「たくさんの人に被災地に興味を持ってもらえるきっかけにもなっている」と感謝する。〜

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