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日曜日(11日)に配信された記事から

3.11と「傷ついたふるさと」:心の復興と郷土愛の心理学
碓井真史 | 新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科 教授(社会心理学)
3/11(日) 7:30
https://news.yahoo.co.jp/byline/usuimafumi/20180311-00082582/

一部抜粋
〜阪神・淡路大震災も、新潟中越地震も、東日本大震災も、熊本の地震も、それぞれの地域は破壊された。
美しい自然が破壊され、見慣れた街並みは見る影もなく、そして人々はばらばらになる。
心理学の研究によれば、郷土愛とは、自然への愛、文化への愛、そして人々への愛からできている。
特に大切なのは、人々への愛だ。各地に住んでいる故郷を愛する人たちは語る。
「この地域の人たちはみんな良い人だ」と。
そして地域の山や川を愛し、その地の祭りや習慣を愛している。

郷土愛は、市長や知事のためのものではない。
郷土愛は、人生の土台であり、住民一人ひとりにとって大切だ。
ふるさとを愛し、ふるさとを誇りに思えることは、生きるエネルギーにつながる。

NHK総合テレビ3月10日放送の番組
「私たちにしか見えない景色がある 石井杏奈 福島の未来を見つめる旅」。
現実と、かつて放送されたドラマの話が交差しながら、ふるさと福島県への思いが描かれている。
ふるさとへ戻れた子供は良い。しかし、戻れない子もいる。7年間は、小学生が高校生になる長さだ。

破壊され、傷ついたふるさと。恐ろしい3.11の記憶が頭にこびりついてしまった、ふるさと。
しかし、それでもふるさとで過ごした幸せな日々がある。「その人にしか見えない景色」がある。
番組では、楽しかった思い出とともに「しあわせ運べるように」が歌えるようになっていく姿が描かれる。〜

全文は本記事まで。