土曜日(7日)に配信された記事から

全てのルールは「命」のために:土俵女人禁制と道徳教育の心理学
碓井真史 | 新潟青陵大学教授(社会心理学)/ スクールカウンセラー
4/7(土) 13:34
https://news.yahoo.co.jp/byline/usuimafumi/20180407-00083617/

記事から
〜挨拶中に倒れた市長の人命救助のために、女性が土俵上へ。
ところが、館内アナウンスで「女性は土俵から降りてください」。
京都の大相撲巡業中に起きたこの出来事が注目されました。
日本相撲協会もすぐに対応し、八角理事長は行司が不適切なアナウンスをしたとして謝罪のコメントを発表しています。
理事長も謝罪しているぐらいですから、相撲ファンをはじめ、ほとんどの人は救命活動優先だと考えるでしょう。
ただ問題は、その理由です。理事長も、どのように考えて謝罪したのでしょうか。

世の中には様々な伝統、しきたり、法律、ルール、マナーなどがあります。
土俵は「女人禁制」だし、女性が登れない山もあります。女性天皇も今のところ認められません。
宝塚歌劇団には男性は入れませんし、「女性専用列車」もあります。
男女差別だと言う人もいますし、そうではないと主張する人もいます。
DVも、セクハラも、ストーカーも、昔はそんな言葉すらありませんでした。

伝統、しきたりも、100年の間に変わりますし、法律やルールやマナーは、どんどん変わります。
ただ、何でも変わればよいわけではありません。守るべき伝統はあるでしょう。
しかし、それは何のためでしょうか。〜

以下全文は当記事まで。