2000年ごろ、小西寛子が番組収録として録音したおじゃる丸の声が
番組ではなく音声商品の声に流用して販売された。
小西および事務所に無断で流用されたものだといい、小西がNHKに抗議した結果
NHKではなく、番組製作に関わる関連会社から突然
番組降板を通知する書面が届いたという。

関係者は「NHKさんの名前でないのもおかしいし、降板するのに
一方的に紙一枚を送って直接話がないと言うこともおかしい」と話した。
小西もツイッターで、同局のプロデューサーから
「生意気だ!黙って言うとおりにしないとアニメ業界で仕事できなくしてやる」と
言われ、このやりとりの直後に「収録の話が来なくなった」とつづっている。

今回、ツイッターでNHKを糾弾する理由として、
小西は「18年経ってNHK関連でまた同じ様な事件が事務所関係者に起きたので、今度はしっかり音声や証拠、電話やメール、振り込み指示など押さえ
NHK経営企画に書面を出した」と記述。
事務所関係者はこの日、「おじゃる丸」のプロデューサーなど10人程度と
会談したとし、「コンプライアンスの調査を進めるという話だった」と
内容を説明した。

その上で「今までも何回も動いてきたが、立ち消えになった。
今回は当面、NHKさんからの回答を待ちますが
場合によっては司法に訴える可能性もある」と、法廷闘争も辞さない構えを見せた。小西は「おじゃる丸」の放送開始から主人公の声を担当し
2000年12月の第3シリーズ終了をもって降板した。