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<サッカー日本代表>攻撃の駒よりも守備のバランスを重視
5/31(木) 21:30配信 (最終更新:5/31(木) 23:29)
毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180531-00000110-mai-socc

〜通常、大きな大会に向けた日本代表発表の記者会見で監督が名前を読み上げる際には、どこかでどよめきが起こるもの。
だが今回は、静まり返ったまま淡々と進んだ。「実績重視」の23人は、
5月18日にガーナ戦のメンバー27人(後に1人離脱)が発表された時点で想定された範囲内の顔ぶれだった。

その中で見えたポイントは二つ。まず、右足故障の回復途上である乾が入ったこと。
ドリブルが魅力の乾を「彼のプレースタイルは代表には少ない。そこは求めた」と西野監督。
落選した選手はコンディションを理由にされたが、乾にはそれを上回る必要性があったという判断だ。
次に、DFを8人全員残し、攻撃選手の枚数を削った。DFに複数ポジションをこなせる選手が多かったこともあるが、
3バックと4バックの併用を見据えて、切り札となる攻撃の駒よりも守備のバランスを重視した結果だろう。

1時間弱の会見を通して西野監督の表情は暗く、コメントも歯切れが悪かった。
「いろいろプランを立て、シチュエーションを考える中でどれだけ絵を描けるか」「選手たちの可能性を信じる」。
どういうサッカーを目指すのか具体的な答えは最後まで聞かれないまま。
いよいよW杯の舞台へ、という高揚感は感じられなかった。〜
【大島祥平】