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米中貿易摩擦の深層、「途上国にして独裁国家のまま超大国になる中国」
高口康太 | ジャーナリスト、翻訳家
5/11(土) 13:12
https://news.yahoo.co.jp/byline/takaguchikota/20190511-00125638/

一部抜粋
〜メディアにはさまざまな見方が飛び交っているが、もっとも根本的な問題は
「中国が途上国かつ独裁国家という、先進国から見て異質な国でありつつも、超大国になろうとしている」
という未曾有の歴史的現象にある。

国際社会、そして米国がそうした振る舞いを許容してきたのは、「中国はいつか変わるはず」という前提があったからだ。
いわゆる関与政策という発想で、外交的関係、経済的関係、民間交流が深まれば、今は異質な中国も我々の側と同じような国家に変わっていくだろう。
この前提をもとに中国との関係は維持されてきた。

だが、今や関与政策の維持は難しい。
「いつか中国は変わる」という建て前を信じられる人は少数派だろう。
私たちは「途上国かつ独裁国家のまま超大国になる中国」という現実と向き合う必要がある。〜