>>835続き
まず、立花氏の最初の指摘は民法における「取得時効」の話であり、「平和裏に」20年以上他人の土地を占拠した場合に、その所有権が占有した者に移るということですが、韓国とは領土問題であり、民間の話ではありません。また、竹島の不法占拠について、
日本政府は毎年韓国に対して抗議を続けており、「平和裏に」竹島問題が存在しているのではないことも明記しておきます。

我が国の国会議員が、日韓問題となっている領土問題について「竹島はもう捨てる」(囲み取材での発言)などと発言すること自体が信じられないものです。また、上記の基本的な日本政府の立場、日本国としての立場を知らなかった上での発言だとしても、
日本人が日本人に対して国益を捨て去るべきなどと発言することは断じて許容出来るものではありません。

N国党党首として立花孝志氏には、真摯に各所からの抗議を受け止め、自身の進退を決めてほしいと切に願います。

令和元年九月十日(火)
日本第一党党首 桜井誠