契約キャスターとは

1年目 ヒヨッコ
特に新卒は同年入社の正職員を「同期」と呼んでしまいがち。

2〜3年目 成長期
契約の上下関係の中で、少しでも良いポジションを求めて戦う。自分よりできない職員アナに憤るが、基本相手にされない。
民放の既卒採用に必死で応募する。
見込みがないとここで切られる。

4年目〜5年目
「同期」の正職員が各地に異動し、契約という自分のポジションを再認識する。
節税をマスターする。
民放と並行して、地元に近い地方放送局や大都市放送局のキャスターを受験する。
移籍しない場合、通常はここで卒業。

6年目〜10年目 絶頂期
実力が認められ、移籍or契約延長を勝ち取った強者として急速にボス化。
周囲から姉御などと呼ばれ慕われる。
この頃になると社内外各所にコネもでき、周囲の正職員にも頼られるようになる。
逆に気に入らない正職員を叩いて、ポジションの向上を図ることも。

11年目〜15年目
この段階から民放への移籍は不可能と悟り、社内の力関係を利用したり、地域の名士にすりよるなど各種圧力を利用して契約維持に努める。
相変わらず軍団を形成するが、正職員・契約問わず同世代以下からは徐々に避けられるようになる。

16年目〜 
名物キャスターともてはやされるが、その実不良債権化。
これまで守ってくれた人々の力も弱くなり、ついに契約終了。
かつての「同期」や気に入らず叩いたアナウンサーが出世するのを横目に、職場を去る。