100分de名著 part 4
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>>23
近親婚忌避の理由は、選民思想を嫌がったから、などを挙げられているが、よく分かってないのが本当らしい
レヴィ=ストロース先生は、他の家や部族との女性の交換によって横の関係を云々、とおっしゃっているがこれも確かめようがない
ただ、生まれたころから一緒に育った男女間には性的な興味が生じにくい、という学説がある
だとすると、お兄ちゃんとHしてるなんてキモイ!というこの「自然」な感情が権力者側の主流になった結果が、近親婚の忌避なのか
純血主義、お付き合い、無人島で2人きりといった事情で結婚相手が選ばれてた頃は、そうした個人的忌避感情は恋愛感情とともに無視されていたのだろう
待てよ、じゃあ、近親婚すばらしいどんどんやれなゾロアスター教は、逆に、みんな家族とはやる気が起きなかったから?
なお、近親婚が禁止されているのは遺伝的に障害児が生まれやすいから、というのは法律上の理由でもあるのだが、これ実は確かなデータが無い
動物は、昔の人間同様と言うべきか、きょうだい間くらいなら平気でカップル作るため、いくらも実験できるはずなのに未だに実証されていない
それに、遺伝病や身体的特徴は、単に親と同じ形質は遺伝するというだけで、それは他人婚でも条件は同じなのだから、
完全な他人どうしでも遺伝子が似ていて危険だから婚姻届を受理しないとか、逆に遺伝子を調べて完璧に安全なら親子でも結婚OK、という話になる
そしてまた、B型の人間とは結婚してはならないという法律を提唱する奴が出てきてもおかしくないのではと…… 私の両親はルーツ全然違う赤の他人同士だけど
私はアスペだよ >>22
テレビで佐々木蔵乃介のリチャード三世見たことある
姪のエリザベスと結婚しようと言い出すところは
近親婚忌避という風習も考慮しながら見ないといけないのですね アプローチの仕方は合ってると思ったが
大和朝廷が農耕社会を強制してというのが無理がある気がする
征服したり服従して急に変ったというより段々と変っていったんじゃないのか
大和朝廷=農耕というより
大和朝廷自身もゆるやかに狩猟から農耕に変っていったのでは 敗戦メンタリティとか信じられなくなった国や社会やコミュニティと自身の過去
そういう心持ちで書かれてるのが前提だし 農耕民と狩猟民が共存してたってのも、そんなに古い研究成果じゃないから
この本が書かれて当時は征服されたっていうのが一般的な認識だったんじゃないかな 残酷な現実をきれいごとに書き換えて伝えるの
凄く馬鹿馬鹿しいと思う反面
そうしないと全部ぶっ壊してなかったことにしようとする他なさそうなのがな
今のアメリカや中国を見てると 卵が出てくるんだから、いけるんじゃない?
知らんけどw 緊張の中で生き続けるのはしんどいなぁ
戦後の思想で動乱してた時代にも左右どっちも嫌いな人はいたんだなって
共同幻想を否定して生きていきたいが
拘ると否定するって意識の共同幻想に属しそうだ 個人幻想の考えは
鈴木正三の労働即仏道に通ずるものがあるような気がする たった今気づいた
100分で名著記念すべき100作目は、「モモ」百恵ちゃんだった 次回からの朗読が能年とは、ちょっと驚いたなぁ( ゚Д゚) ミヒャエル・エンデってネバーエンディングストーリーの原作者で
独裁者はファンタジーを嫌うとかなんとか言った人だよな モモは確か小泉今日子がフェイバリットに挙げてたはず。 モモって前もやらなかったっけ?って思ったら、グレーテルのかまどの方だった
これに合わせて再放送あるかもな 久々に読んだことがある本が来た
内容はほとんど覚えてないけど
今だい喫煙者のことを内心で。o0(時間泥棒)って呼んでる モモって聞くと、橙色の装丁が頭に浮かぶ
結構厚い本 河合俊雄ってどんな評価されてるの?
父親が偉大すぎると本人の成果がよくわからん モモ、街はずれの円形劇場跡に住み着くけど
普通、女の子が一人でそういう事するとレイプとかされたりする危険あるよな
おとぎの国なら何もなくてもいいけど現実よりの舞台設定っぽいから何か不自然
あ、別にヨハネスであることを望んでる訳じゃないぞ >>46
子供の頃読んだけど、現実寄りでもなかった気がする
少なくとも表面上は子供向けを装っていると思う
星の王子さまみたいに 児童文学のていだけど最後のほう結構難解だよね
大人でもどう解釈すべきか迷う
朗読は正直あまり好きじゃない人なんだけど
ツイッターとか見るとファンが喜んでるからよしとしよう >>48
そうなのか、未読だからよく分からなかったけど番組内容を見ただけだと
ファンタジーファンタジーしてる印象が無かった 朗読中の芝居でニッ!って笑うとこ、目が微塵も笑ってなくて
あまりに不気味で怖かった 今にも「母親ならポテトサラダぐらい作れ」と言い出しそうな回だった
モノ買ってあげた方がラクとか動画見せときゃいいとか
子供産んで働いているあの女がそれを言っちゃダメでしょ 国民が節約したお金は国民の手に残らない、我々が奪ってしまうのだ
いろんな事に当てはまりそう 昔これ読んだ時は時間泥棒を他人から盗み奪わなきゃ生きていけない憐れな奴等と印象しかなかったな
今これを通して見直すと世を皮肉るために作られた怪物なんだなぁと 本を読んだり音楽を聴いたり趣味に費やす時間を無駄と断じたら何のために金を稼ぐんだ話だな 雇用者の理想は給料のいらない被雇用者って話に近いのかなって
現実の経済は被雇用者の給料によってその無駄とされるモノに金が流れることで成り立ってるんだけど
このコロナで改めて自覚した人々がいるし 「ウァリエタース・デーレクタト」
「多様性は喜ばせる」
キケローだな モサモサの白と黒の毛で前に立った人の形を表現するのすげーと感心したけど
ペンギンの白と黒でもやられてらファンにならざるを得ない 以前読んだ事があるんだけど、色々忘れてるもんだ
時の花の美しいシーンを忘れてしまってたのはちょっとショック
しかしあのシーンのモデルは、素直に考えればフーコーの振り子だよなぁ
マンダラとか、ちょっと仏教ありきの解釈では しかもアニメで花を蓮に似せているせいで
余計に仏教チックに 勝手な想像だけど、保険のセールスマンはこの作品好きになれないだろうな 時間泥棒は盗人寄生虫なイメージだったけど番組的には病のイメージだったと思う
個人的に物語の本質は主人公の正しさより悪役の悪らしさと思うから
時間泥棒の悪らしさはちょっと物足りない記憶
結局のとこコイツらは生き汚いだけの悪とは言えない感じ 子供の時読んだけど、もう一回読んでもいいかなと思った。モモ >>69
最後に「これでいいんだ・・・」って言いながら死ぬところがゾッとした。
こいつら死にたかったのか、って。
生きてても楽しい事嬉しい事何もないだろうから、死にたくても不思議はないけど。
モモがあいつらを倒す理由づけがそこんところで強化されていると思った。 ペストだと聞いてたから今売り上げ爆上げのカミュのペストのアンコールかと思ったが違った
何というステマ! >>72
死が解放的な意味合いがあるから生きるために汚くズルいことする寄生虫より病の方が答えに近いんかなって
殺されてはやらんけど自殺する気もない、仕方なく命が途絶えるならいいやって
そういう消極的な生で過ごしてる人は多そう 最近よく聞く「不要不急の…」
あれ、レジャーや旅行の全否定だよな
人間って、そういう不要不急の物事のために生きているんじゃないかい
つい連想してしまった どこから何度も破産云々が出てきたか分からなかった
元ネタなによ? 今回のお題、非常に興味深いが、どこまでが取材によるものでどこからが創作か、区別がついているのかな >>78
作者デフォーの略歴で
5分20秒くらいに色んな事業に手を出して大成功したり失敗して破産したりの浮き沈みの激しい人生
という趣旨のことを言っている >>80
wiki見て早合点してそんな人生送ったって記述無いと思って
何を根拠にこの人は言ってるんだろうと思ってたわ
よく見ると作家になる前にそういう人生送ってたって書いてあったわ 星新一やって欲しいけど、ショートショートだから
この番組にはあまり向いてないかなぁ(´・ω・`) 小松左京やったんだからやるでしょ
枕草子などの随筆もショートショートと同じと思うよ 100分de名著で取り上げられるのを待つより、読んだ方が早いんじゃ>ショートショート 別売りのてきすとに付いてるアンケート用紙、読者カードみたいので「取り上げてほしい作品をお書きください」と言って、これかでいろんな作品を挙げたけど、採用されたことない・・・ 存命の作者の作品取り上げて、解説に本人が来るって、今まであった? 存命の作者の作品を「名著」なんてあまり呼ばねぇしなぁ…w 大江は生きてるけど流石に自分の作品を自分で解説なんて野暮なことはやらないだろう
一瞬、小松左京も生きてると思ったけど亡くなられてたな カミュのやつが、文体的にも思索の深さ的にも、文学的に素晴らしくよかったからか
どうしてもデフォーは、実際には読まないだろうな〜って思ってしまう……
貴重な当事者の記録なんだけどね ペスト患者が通りすがりの奥さんにキスした話とか
ウソかホントかわからない噂が元になってるエピソードなんだろうな〜と思う
ま、そういうのがリアルなこととして受け止められてたのはホントなんだろうけど 創作物を現実のように語るのちょっとアレと思うが
ゾンビとかパンデミック映画の安っぽい愚そのまんまだったからなぁ >>91
タイでエイズに感染した娼婦がヤケクソになって、自分の血液が入った注射器を、無差別に打とうとしたとかいう事件あったらしいよ。 ペストの記憶4週目で
患者が病に伏せる寝室に〜とあったけど
「病に臥せる」の方が好ましい表記では 一概に言えないと思う
「臥す」も、元々はうつぶせになるという意味で、寝るという意味はそれから転じたもの
また、「臥す」で「ガス」と読まれたり(難読漢字に挙げられてたりする)、変に格調が高まるのを嫌い、「伏す」を選ぶ場合もままある
なので、「病床に伏す」も普通に使われてる (6 lゝ、●.ノ ヽ、●_ノ |!/
| ,.' i、 |}
', ,`ー'゙、_ l
\ 、'、v三ツ /
|\ ´ ` , イト、
/ハ ` `二 二´ ´ / |:::ヽ
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http://twitter.com/ibuki_air
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) 弱毒化の希望的観測で楽観的になってるシーン
コロナ前に読んでたら「バッカで〜w」と嗤ってたから「そもそもフィクション」と信じなかったかどっちかだろうな >>96
> 患者が病に伏せる寝室に〜とあったけど
> 「病に臥せる」の方が好ましい表記では
そのとおりだ。
ただ、【伏】は常用漢字であり、【臥】は(人名用漢字ではあるけど)常用漢字でないせいで、こういう場合であっても【伏】を使用しがちなんだろう。嘆かわしいことだ。 フィクションと事実(であろう)部分がごたまぜになってるんだな
注までフィクション、入っているみたいだし、時代報告として読むのは危険な感じ
でも、面白そう
機会があれば手にとってみたい >>102
おまえさん,鮎をナマズ以外の意味で使わねえんだろうな! 萬斎さんさすが古文の朗読は心地よいけど
恋に目が眩んで都追われるタイプに見えないのだけ残念 2番スレ>>207
>東北と山陰で地名と方言に共通するものがある・・・・・・
11/7(土)深夜にBSプレミアムで2018年島津アナ司会時代取上げの下示松本清張4週分の
一括再放送に加え 1982年の名取裕子主演松本清張原作ドラマ「けものみち」の
一括再放送があるんだが、11/7は没後〇周年日か何かなのか?
23:18- 100分de名著 松本清張スペシャル(1)「人間と社会の暗部を見つめて」
23:42- 100分de名著 松本清張スペシャル(2)「生き続ける歴史の古層」
24:06- 100分de名著 松本清張スペシャル(3)「歴史の裏側を暴き出す」
24:30- 100分de名著 松本清張スペシャル(4)「国家の深層に潜むもの」 塩竈のとこ翁の面つけて朗読じゃなく諳誦してた
流石だ >>112 >>111
11/16の「伊勢物語」の「男の友情と生き方」回のことか?
しっくりくるとの感想は今回題の友情・処世どちらになの?
友人例として紀有常、源融、惟喬親王 の名が挙げられたが
紀有常って業平の舅じゃなかったか?
能・狂言に不案内なんだが野村萬斎が能面をつけて朗読した
箇所は能・狂言の何かに題材として採用された逸話なの? 萬斎さん乱が映画デビューなのか
黒澤作品は三船が出てるのしか見てなかったが乱と影武者も見てみよう 乱での萬斎さんは上手かったよ
下世話な言い方だけど美味しい役だったし出るの決心したのは大成功 なにーげに今日の昼再放送見てたらジンとくる言葉が多かった
萬斎さんの読みもよかったし伊集院の表現にも感心させられたし講師の先生も良かった
今回のはまた再再放送あるようだから忘れずに録画したい Eテレを売却しろなんていう
菅のおかこいの御用学者が吠えているが
絶対にそんなことがないよう
この番組の担当者にもがんばってもらいたい. 今回の内容が進撃の巨人への嫌味というか辛辣な感じが凄い
アレも自由を求める話だけど世界に絶望的な選択肢を常に選ばされ続けてる話だ SNSに限らずネットのコンテンツ全般がしょせんは趣味の延長に過ぎないはずなのに
なぜ何時もギスギスしてんのかっていう話だったんだろうか 今年は、三島由紀夫没後50年記念だったんだよね。今年中、何か三島由紀夫の作品取り上げてほしかったな。「金閣寺」とか。 教育が何の助けにもならん希望がないことを確認することも重要な知識だと思うんだが 個人的にまったく新鮮味のない内容だけど
新鮮味を感じる人のための100分と考えたい
でも、そもそもこの番組を見るかどうかの判断それ自体が
ハビトゥスや文化資本の影響をガッツリ受けてるという
世の中そこの矛盾つーか齟齬は常にある 自分にはここ数年間の悩みってかつっかえの答えを見つけた気分になってるから新鮮だな
上級には上級の底辺には底辺の文化で生きるって話だが
任天堂のゲームで育った世代の俺には理解が遅かった気がする
90年代後半から遊びにゲームが入ってきた子は家柄関係なくゲームを求めてた気がする ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています