27番さんにリンクしてもらった「十五歳の志願兵」インタビューを読んで、太賀の芝居への考え方に感心した。
やはり役と自分を同一、一体化させているんですね。だから、今回の秀頼もまるで秀頼の霊が
乗り移ったかのような迫真の演技になっているわけか。納得。それにしても、最終回近くになって俄然
盛り上がってきた「江」の要因は太賀秀頼だな。週刊誌では江・上野&秀忠・向井の演技を「学芸会レベル」
と酷評していたし、淀・宮沢も大人しい淀、優しい淀で迫力不足と評されていた。しかし、太賀秀頼登場で
全体の雰囲気が変わった。太賀のひたむきさ、真剣さに役者陣が引き締まったのではないか。