「明治の日」制定の動き 維新150年で記念事業
朝日新聞 - 2016/10/07
http://www.asahi.com/articles/ASJB75CMJJB7UTFK00W.html

 2018年に明治維新から150年を迎えるのに合わせ、政府は7日、記念事業を実施すると発表した。日本の近代化の歩みを次世代に伝えるため、政府主催の式典などを検討する。一方、自民党内の安倍晋三首相に近い議員からは、「明治の日」の制定を目指す動きが出始めた。

 菅義偉官房長官が7日の記者会見で「明治150年は、我が国にとって一つの大きな節目。明治の精神に学ぶ、日本の強みを再認識することは極めて重要だ」と発表した。内閣官房の推進室や府省横断の連絡会議を立ち上げ、具体的な事業を計画する。

 明治維新から100年の1968年10月には、政府は日本武道館で記念式典を開いた。昭和天皇、皇后や当時の佐藤栄作首相をはじめ約9千人が出席。
100周年の記念歌を合唱し、佐藤首相が万歳を三唱した。首相官邸の幹部は「(今回も)式典をやる必要がある」と、18年10月にも式典を開く考えだ。

 安倍首相は昨年8月に地元・山…


明治維新から150年で事業検討…閣僚に要請
毎日新聞 - 2016/10/07
http://mainichi.jp/articles/20161008/k00/00m/010/068000c

 菅義偉官房長官は7日の閣僚懇談会で、2018年が明治維新から150年の節目に当たることを受け、記念事業など関連施策を検討するよう要請した。これを受け政府は同日、内閣官房に「明治150年」関連施策推進室を11日に設置すると発表した。

 安倍晋三首相は、維新実現に大きな役割を果たしたかつての長州、山口県出身。政府関係者は「首相のこだわりが反映されている」と述べた。

 菅氏は、明治維新150年について「日本にとって一つの大きな節目だ。明治の精神に学び、日本の強みを再認識することは重要だ」と指摘。関連施策の実施に当たり、関係各省庁や各界からも意見を聞く考えも示した。(共同)