そもそも「まんぷく」の歴史描写はそこまで酷いんでしょうか?
上の方にいくつものレスがありますが、昭和十八年頃までなら内地は比較的落ち着いていたようですし、最前線で人肉を食べざるを得ない状況であったとしても、福子たちがそれを知っているわけがありません。
「福子たちがのんびり煮込みうどんを食べている!」と武者氏は発狂していますが、最前線の状況を知らなければ当たり前のことじゃないですか?

ちなみに私の貧弱な戦史知識では、確実に人肉食があったようなのは昭和二十年に持久態勢に入ってからのルソン島北部、可能性があるのがその他のフィリピンの島々、インパール作戦の末期、北部ニューギニアと認識しております。
数年前にNHKで元北部ニューギニア方面の兵士が人肉を食べたと証言する番組がありましたが、あれは神編集で「ネズミを食べた」という証言を「人を食べた」と誤認させる内容だった、という批判を読んだことがあります。
いずれにせよ、貧弱な知識ですのであてにはしないでください。

あと憲兵の拷問がジェントルだったと武者氏は主張しますが、別に憲兵は被疑者を殺すために拷問しているわけではありませんし、事件未解明のまま拷問で死なせたとしたら憲兵自身が罪に問われる可能性もあります。
今回の場合、加治谷と与んでいた者は別として、上官や同僚は真相解明を意識していましたから、多少は甘くとも当然でしょう。
むしろ憲兵の拷問シーンを3日も続けた朝ドラというのは、私の記憶にないんですが、武者氏はそういうことは評価されないんでしょうか?単にセクシーハセヒロで視聴者を楽しませるため、それでお仕舞い?