.>>811 より続き

それと >>750 >>786 にあるように、武者氏は自分が間違っていた場合(人名ミスや番号ミスのような単純ミス以外)、
「私は電話の件で間違いました」とか、書くことはまずないですよね(謝罪しろとまでは言わないけど)。

武者氏が、クズだのパブリックエネミーだの言っている萬平でも、自分が間違っていると気付けば(なかなか気付いて
くれないけど)、謝罪はしているのですが。

それと多分、半分、青い。総評で、武者氏の書いていた会社って、今回書いている『私の勤務したブラック会社』と同じ
ですよね。そして半分、青い。総評を読む限り、これは事務職でしょう。

私は事務の経験はないので多少違うかもしれませんが、事務というのは「決められた仕事をいかに早く正確にするか」
というのが主であって「創造性」を発揮するものではない(事務を早く正確にする方法を『創造』すれば喜ばれるだろう
けど)ので、事務職をしながら想像力で思いついたことを話したら、それは変人扱いされて当たり前でしょう。

だから、本作の萬平と武者氏では、立場が全く違う。萬平は小さいながらも自分で事業を立ち上げて、『自分の創造力
を発揮できるような環境』を自分で作っているので、『人に使われる立場の武者氏』と同じではない。

第一、あのたちばな塩業の仕事で「ブラックだー」と騒いでいる武者氏が、会社勤めをするのが無理な話。萬平のよう
に個人で起業した、ワンマン経営者が社員を振り回す、というのは良くある話だと思う。

武者氏は『戦後すぐに起業した経営者』に対して、理想を求めすぎというか、夢を見過ぎではないか。