>>799
横山光輝の漫画「徳川家康」では大阪城冬・夏の陣で各人の思惑の絡み合いが凄い

戦国時代の終焉を願って秀頼との共存による天下泰平を画策する家康
父存命の内に豊臣の早期断絶を実現し、父亡き後の泰平を計る秀忠
千姫を頼りに豊臣の生存を計る秀頼と秀頼を支えようとする千姫
徳川になど頭を下げるものかと強情な淀君
秀頼と大阪城を頼みに立身出世を願う浪人とそれを煽って武器を売る商人や外国勢力
人の心から戦は消えない、だからこそ浪人の旗頭となって最後の戦に打って出る真田幸村
大阪城を戦場にしないように、秀頼を思って奔走する片桐且元と織田有楽斎

これ読んだ後だと真田丸での各勢力や人物を180度変わった視点で見られるから面白いよ。