猫はネズミを捕獲して殺生を積極的にするので、飼ってはいけないという宗教もある。
浄土や禅といった仏教では業の深さを自覚することは大切であるとするが、
猫を飼うことを戒律では禁じていない。

積極的に獲った魚を食べたり、醸した酒を飲むのは戒律に触れるとしても
お布施でたまたまもらった魚や酒は飲み食いしても構わないなど
仏教はあんまり原理原則を貫くのではなく、落とし所をみつけることへ動くのだ。