仙台藩祖伊達政宗の交友関係や酒癖を物語る直筆の書状が
宮城県大崎市に寄贈され、同市が11日、報道機関に公開した。

政宗が数え44歳だった慶長15(1610)年10月17日付で、
信濃松本藩主石川康長宛てに「本日の招待に応じられない」
と記したわび状。

「今朝今夕なかし候へハ何共無正躰草臥申候(今朝から夕方
 まで酒を流し込むように飲んだので何とも正体を失うまでくた
 びれてしまいました)」

と言い訳がつづられている。
同市出身で、神奈川県藤沢市の元会社役員が他の書状など
5点と合わせ贈った。

大崎市は今秋にも同市の旧有備館で一般公開する。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170112_13009.html
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