バルサがかつてはまりかけた、
切れ味の良い刀を持つ者特有の、黒い欲求に飲まれる体験。
バルサがアスラにかける言葉、
タルハマヤ発現が大きな殺生であることを諭しているのだが、
心にどれだけ届いているかがこの先を帰趨する。

吊り橋での攻防、バルサだまされましたね、シハナは巧妙な罠を使う。
(原作で季節は真冬、バルサ凍死は時間の問題だった)

原作ではこの後タンダがバルサのずぶ濡れ生き霊を感知して焦るのだが、
ここがシュガの生き霊をトロガイ師が魂追い返しのシーンに差し替わったのかもしれない。
そして原作にはないトロガイ師とマクルによるバルサの救出と介抱へ繋がる。

バルサがチャグム拉致を知るのは、アムスラン(ジン)の手紙なんだけど、
トロガイ師がさらっと伝えるね。