大河ドラマ『信長 KING OF ZIPANGU』に出演!
緒形直人さんが当時の心境やNHK出演作品での思い出を語る
http://www.nhk.or.jp/archives/meisakuza/detail/?vol=10

 この作品は、脚本の一言一句を変えずに丁寧に撮るというのが前提でスタートしたので、
 ベテランの方でさえ“て・に・を・は”を間違えば大汗をかくような場面もあったほど緊張感漂う現場だったんです。
 僕は主役として一番セリフも多い分、周囲に迷惑をかけてはいけないと夢の中ですらセリフを覚えるような状態でした。

 今だからお話しできるのですが、信長の内面の狂気めいたものをどこかに漂わせられたらと僕なりに考え、
 演技中にはほとんどまばたきをしないようにしていたんです。
 もし今回改めてこのドラマをご覧になる方がいたら、そんな細部の表情にもご注目いただけたらと思います。