1、3Dについて。
  街の探索が煩わしい。特にゲーム中盤まで。新しい街に着くたびに苦痛を感じる。
  あれを全部調べて会話をしてたらどれだけ神経を使うか。
  もうタンスやツボやタルの中身は完全にランダムでいいのではないか。アイテムも重要な物は置かない。
  そうすればプレイヤーは宝箱のみに集中すればよく、負担が軽減される。

2、〇〇〇〇の死に関して。
  この演出は、セーニャの断髪やプレイヤーの意表を突いた面も含めてすごく良かった。
  ただ1つだけ残念な点が。
  直後に天空の神殿を訪れた際に、神の民から生き返ることをほのめかす話が聞けてしまう。
  これで一気に興醒めした。せっかくのいいムードが台無しに。

3、呪文特技の名称について。
  ディバインスペルとかマジックバリアとか長いのは勘弁。呪文名は5文字までだろ。長くするからセンスが悪くなる。
  マジックバリアは個人的には「マバーハ」で良いと思っている。そもそも無くてもいい位だ。整理することも必要。
  あと4文字だけどベホイムも残念。ベホイミとダブってる上に言いづらいわw
  勇者の「〇〇斬」もネーミングが安易な上に種類が多すぎる。
  「ダイの大冒険」を意識した部分はあったのだろうが、「六軍王」とかも含めてちょっと雑すぎやしないか?
  何でもかんでも詰め込めばいいってもんでもない。(開発終盤は特に雑で粗い印象)
 
4、ゲームバランスについて。
  レベルがさくさく上がるのは悪いとは言わないが、
  マップを満遍なく周るだけで必要以上のレベルになってしまうのはどうかと思う。
  寄り道するとバランス崩壊するなら、みな最短ルートしか選ばなくなり多様性が薄れる。
  それと「シンボルエンカウント」。
  自分でレベル調整できるのでメリットもあるが、ダンジョンは「ランダム」でも良かったのでは?
  敵が突然現れるイメージに合ってるし、「シンボル」の割合を減らすことで難易度の調整にもなる。

5、音楽について。
  すごく良かった。とても90歳近い人が作ってるとは思えない出来だった。
  ただいくつか不満点も。ケトスがラーミアに変わる部分。
  DQ8に続いて「またか」という印象。しかも唐突感あり。
  そもそも「ケトス」自体がいい曲だったので、それが聞けなくなるという点も含めて残念だった。
  海の音楽について。
  「海図を広げて」はいい曲だが、すぎやんの海は毎回いい曲が多いのでオリジナルを聞きたかった。
  DQ9に続いての「海図」採用は、「ラーミア」と同様にくどさを感じさせた。
  そもそも「海図を広げて」はDQ4で船を入手して一気に世界が広がる期待感をうまく表現した曲だが、
  DQ11は船を入手しても行けるところが限定的であり、あまりこの曲のコンセプトに合っていない気がする。