碓氷峠
城跡発見 真田昌幸ら北国勢、北条攻めで急造か
毎日新聞2017年5月16日 11時50分(最終更新 5月16日 13時47分)

 群馬、長野県境の碓氷峠(安中市松井田町峠)で、戦国時代末期のものとみられる城跡が見つかったと、群馬県教委文化財保護課の飯森康広さん(55)が発表した。
1590(天正18)年の豊臣秀吉による小田原征伐の際、前田利家、上杉景勝、真田昌幸らによる連合軍「北国勢」が、北条氏側の支城が割拠する関東に侵攻する足がかりのための陣地(陣城)として急造した可能性が高いという。
飯森さんは「当時の碓氷峠の戦略的重要性を物語る城跡」と説明している。【吉田勝】


https://mainichi.jp/articles/20170516/k00/00e/040/211000c