>>522
サブタイに映画小説音楽をモチーフに持ってくる手法は昔から沢山あるけど殆どが無理やりなんだよな
大抵チョイスがいい加減で「自分こんな曲まで知ってるぜドヤァ!」って浅ましいにわか根性が透けて見えるもんばかり
この手のギミックで膝を打つほどに感心したのは「へうげもの」くらいだ

この作者がまた相当な音楽通でサブタイが終始古今東西の名曲で統一されてるんだが歌詞の内容が各話のテーマに沿ってて隠しメッセージ的なものも仕込まれてる
派手好みの信長を間接的に抹殺した利休が、信長に仕えてた黒人の弥助を、自分好みの(信長とは真逆の)地味な暗黒茶室に招き入れるんだが
この回のタイトルが「back in black」をもじった「black in black」なんだよ(しかも邪魔だった信長の葬儀の直後)
しかし直虎はこういう元ネタに関する敬意も知識も皆無でほんと萎える