第5回「日米和親条約」より

辰五郎とれんが斉昭に会って、「慶喜に世間のことを教えてやって欲しい」と頼まれる。で、その時にれんが「美人薄命っ
て言いますでしょ」と言うのが悲しい・・・。冗談ぽいセリフだったのに冗談じゃなくなってしまったという。それにして
も「少し愛して、長〜く愛して」で、男心をときめかせた(?)大原麗子はチャーミングというか可愛かったなぁ。

江戸城老中会議で(この会議のシーンが、「徳川慶喜」という作品の最大の見どころだと私は勝手に思っている)、ロシア
との交渉、ウルップ、エトロフが国境になるだろうとか、樺太を調査して再交渉だとか、相変わらず具体的な説明である。
本当を言うと、録画していないと細かい部分が追えないのだが、この作品でそれをすると、情報が多すぎて、何度も確認し
なければならなくなりそうなのでやっていない(笑)。情報量の多さということなら、「いだてん」といい勝負だと思う。

しかもその話をしている最中に再度ペリー艦隊がやってくるという情報。「暖かくなってから、5〜6月頃だと思っていた
のに。この時期とは・・・」と阿部。こういうことからアメリカとしては、一刻も早く日本に開国をさせたいというのが伝
わってくる。

続きます