>>194 より続き

その後のシーンでも藤田東湖たちが、アメリカの大砲は根元が太い(細かい説明が多すぎて覚えきれないが、根元が太いと
弾が1里くらい飛び、しかも日本の技術だと原理は分かってもそんな大砲は作れない、ということらしい)。しかも弾は当た
ると爆発するとか、「いかにアメリカの大砲が恐ろしいか」が具体的に語られる。オランダに頼めば売ってくれないか?と
いう話になるが、「古い武器は売ってくれても新しいのは無理でしょう」という話になる。

さらに品川宿を守っている福井藩から報告が入る(何度も言うがこういうところが一々細かい)。アメリカ艦隊は江戸湾の
水深を測っている、ということに斉昭は怒り「約束を守らせましょう。会談は浦賀です」と言う。

一方ペリーは「あまりこういうやり方は好みではないが、頑固で傲慢で偏屈な印象を日本に与えそれで成功した」といい、
相手を良く調べて弱点をつくのが交渉では大事。それにしても日本は西洋とも東洋とも違う。責任者がはっきりしない国で
すなぁ。などと話し合っている。

続きます