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1998年大河ドラマ・徳川慶喜 3 [無断転載禁止]©2ch.net
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0001老中 小笠原壱岐守長行
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2017/09/27(水) 13:32:43.60ID:Z6bcUmgm
1998年NHK大河ドラマ 『徳川慶喜』
司馬遼太郎原作・本木雅弘主演の幕末ロマン!
“最後の将軍”徳川慶喜の苦悩に満ちた激動の半生に迫るNHK大河ドラマ!

前スレ
【CS】 徳川慶喜 【初登場】
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/nhkdrama/1287299639/
【初登場 CS時専】 徳川慶喜 2 【大河 本木雅弘】
http://nhk.2ch.net/test/read.cgi/nhkdrama/1295706773/
時代劇専門チャンネル
http://www.jidaigeki.com/special/1011_1/
0201日曜8時の名無しさん
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2020/09/22(火) 19:10:09.57ID:88cXi49Y
>>200 より続き

慶喜の結婚について、家老の土岐が順番を説明しているが、いつ城に入って、いつ屋敷に来てということでやはり大変そう
である(特に大名や公家の冠婚葬祭ってメチャクチャ大変そうである)。

場面は変わって新三郎は火消しのカンヌキ、義経、半次と何故かソバを食べているが、いつのまにか三人に「10両貸してく
れ〜」と言われ、新三郎は「私はそんなにもっておらぬ!年5両しか(だったと思う)もらっていないし、久しぶりのソバな
んだ」と言っている。>>198 の斉昭、永原の会話でも「永原は30俵、2人扶持」みたいなことを言っていたが、田向大河、
何気に『金銭面のことをかなり具体的に』出してくる。「武田信玄」でも上洛に伴う人数、金、期間などを具体的に出して
「それをどう捻出するか」という話をしていたと思う。

続きます
0202日曜8時の名無しさん
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2020/09/22(火) 19:48:17.32ID:88cXi49Y
>>201 より続き

それで、最後に大揺れがきて次回へ続くになるが、この回で新三郎(演、藤木直人)とみよ(演、一色紗英)が会う(と言
っても新三郎は前回からみよを見かけてはいる)。

みよは第4回(だったと思う)で、世話になった辰五郎の所に礼を言いに来るが(みよは旗本の妾で、暴力を振るわれてい
て、そこを助けてもらった)、その時に辰五郎が「(旗本に暴力を振るわれないように)早く帰らないと」と言った時、
「黒船騒ぎで、この頃うちに来ないんです」と言う(もしかしたられんが代弁していたかもしれない)。

今のコロナでもありそうな話だが、こういう天変地異みたいなことで迷惑する部分も大きいが、みよにとっては「黒船騒
ぎのおかげで、暴力をふるう男がとりあえず一時的にでも来なくなった」ということでホッとしただろう(コロナだと、
会社に行かなくて済むので、ストレスから解放されたとか)。こういうオリキャラの話って「何でこんなものを入れるん
だ!!」とか非難されることも多いが(実際にこの作品も批判された)、こういう庶民の暮らしを描くのに都合が良いの
だと思う。

今の慶喜はまだ政治の中心ではないから、老中阿部、斉昭の話で政治の事をやって、一方オリキャラの話をすることで
「その政治によって、庶民の暮らしはどうなっているのか」という事を描きたいのだと思う。今やっている「麒麟がく
る」だと、例えば斎藤道三は、家臣に嫌われているという事は言われていたが(そして息子の義龍が父を嫌っていると
いう事はしっかり描かれていたが)、美濃の民が「物価が高くなって困っている」とか「家臣の領地争いが止まらな
い」とかいう話を誰かのセリフでもいいから入れておいた方が、「道三の政治は良くない」という事がより伝わったと
思う。

ただ、政治の事をしっかり描きまくっている「徳川慶喜」が視聴者受けが良くないという事を考えると、どこまで政治
の話を入れたらよいか?という匙加減は難しいという事かもしれない。
0203日曜8時の名無しさん
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2020/09/22(火) 20:37:27.08ID:SOide+8K
オリキャラも実在の人物に混じって少人数だったらピリリとした隠し味になるけど
市井の話題の大半が架空の人物で回されてしまうと、ちょっと拍子抜けしてしまう
なので市民生活の場面でも実在した人物をもう少し増やしてもらいたかったかな

あと政治の場面は更に増やしてもらいたかった
オリキャラである新三郎の三角関係や、中山の冗長な場面はもっと切り詰められるはず
明治の慶喜の姿をラスト10分、せめて5分だけでも見たかったよ
0204日曜8時の名無しさん
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2020/09/22(火) 23:05:50.36ID:8cODeY8z
>>200
>(多分電話のことだと思う)

Wikipediaの【アレクサンダー・グラハム・ベル】の項によりますと、電話の発明は概ね1875年、特許は1876年のようです。
したがって、第6回での老中たちの会話に登場したのは「電信(電報)」のことと思われます。
またもやWikipediaで恐縮ですが、【電信】の項によりますと、18世紀のうちに既に原型が存在し、1830年代には実用性のあるものができあがっていたようです。
あと、Wikipediaには記載はないのですが、佐久間象山はペリー来航の際に既に電信のことを知っていて米国人を驚かせたと、何かで読んだことがあります。

>>203
私も、中山五郎左衛門とダチョウ倶楽部はオリキャラにしてウザキャラだと思います。
新三郎とみよは、天狗党絡みであってもいいかな?と思います。天狗党を単なる出来事として扱うのならともかく、ドラマに盛り込むなら何らかの工夫が必要だと考えるからです。
さくらもオリキャラですが、うめ(なぜかWikipedia【徳川慶喜】に記載はないが、れんの実家の旅籠屋の娘)との対比で、ドラマ全体の通奏低音になっている面があって、最後までじっくり観るならばそれなりに意味があると思います。
もっとも、さくらとうめの対比は、9年ほど前に時代劇専門チャンネルで再放送された際に、2ちゃんねるスレで指摘されている方がいて「なるほど!」と思ったということなんですけど。
0205日曜8時の名無しさん
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2020/09/23(水) 08:26:24.98ID:yi2Kv5Ta
>>204
>中山五郎左衛門とダチョウ倶楽部はオリキャラにしてウザキャラ
お茶の間の掴みをOKにするためのパンダでしょうかね

>天狗党を単なる出来事として扱うのならともかく、ドラマに盛り込むなら何らかの工夫が必要
慶喜と天狗党との接点という意味で新三郎を機能させるのは成る程と思いました

>さくらとうめの対比
初見だと途中長くフェードアウトしていたり、最後どうなったのかよく分からなかったりの印象でしたが
対比を頭に入れつつ見返すと新たな発見が出来そうですね
0206日曜8時の名無しさん
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2020/09/23(水) 12:24:18.11ID:Huk15JI1
まとめてか追っかけ再放送してください。
0207日曜8時の名無しさん
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2020/09/23(水) 18:56:56.41ID:Nh7aQZpB
>>204 電話はまだなかったんですね。ありがとうございました。

第7回「公家の花嫁」より

まずは地震のシーンから。揺れている時に、慶喜の部屋の天井から蛇が降ってきたり、辰五郎、れんが抱き合っている時
に犬2匹が横切っていく(タイミングが絶妙で笑ってしまったが、犬はともかく、家の屋根裏に、あんなでかい蛇がいる
のは怖いと思う)。地震後慶喜や、家老の土岐が指示をしているが、井戸が枯れたという事から「疫病が起こる」と言う
セリフを入れてくるのがやっぱり細かいのだった。

水戸の藩邸が崩れて下敷きになり、藤田東湖、戸田忠敬が圧死。嘆く斉昭。それにしても有名人で他に死んだ人がいない
のに(ウィキの「安政江戸地震」の中にはこの2人の名前がある)この2人だけでなく、斉昭の婿まで負傷しているって、
水戸藩不運過ぎないか?藩邸が古かったという事だが(藤田、戸田が死んだことで、内部抗争が激化して桜田門外の変に
つながったともウィキに書いているし)。すでに第1回の時点で、斉昭に蟄居謹慎が命じられた時、水戸藩の家臣たちに
まとまりがない様子が描かれていたが、これはのちに水戸藩で抗争が起こる伏線だったのだろう。

それにしても確か「西郷どん」はこの地震の時に、吉之助と篤姫の淡いロマンスをやってたんだよなぁ・・・・・。

続きます
0208日曜8時の名無しさん
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2020/09/23(水) 19:23:46.28ID:Nh7aQZpB
>>207 より続き

火消しの義経が地震で足に怪我をする。熱が出たりと経過が良くないが、ダチョウクラブ(クラブは漢字だが、文字化けす
るので)の漫才のようなやり取りで、コミカルに見せていた(しかもこの後怪しい巫女みたいな祈祷師が出てきて、痛いの
にバンバン叩きまくるし)。オリキャラがウザいと言う声もあるが、こういう重い話をコミカルに見せるという事で、彼ら
を使った意味はあったと個人的には思う。

江戸城では阿部が、武士に4000人の犠牲者が出た。町方の被害はよく分からない。町奉行の報告を受けているが、武士に倍
する被害が出ているのではないか。物の物価が上がっており、吊り上げないように御触れを出した。この地震の被害に対応
するために行政と軍政の改革を中断すると。人心を一新するために首席老中の座を堀田殿に譲ると阿部は言い、皆の了解を
得て、堀田が首席老中となる。

続きます
0209日曜8時の名無しさん
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2020/09/23(水) 19:38:31.20ID:Nh7aQZpB
>>208 より続き

斉昭は阿部が退くのが不満で、将軍も引き留めたのに、と言う。堀田はオランダかぶれだと快く思っていない。堀田は彦根
の井伊と親しいから陰謀ではないかと疑っている。斉昭は、藤田戸田の2人を余から奪い余に試練を与えている。この国の
ありようを守る、と言う。

それにしても斉昭が菅原文太だと無駄に立派過ぎるというか(主人公の父だからそれでいいのかもしれないが)全て斉昭が
正しいように感じてしまう。「篤姫」で斉昭をやっていた江守徹のように、斉昭をやるのなら我儘と言うか自己中心性を出
せる役者の方がいいような気がする。菅原文太の斉昭も愚痴を言ったり頑固な面も見せているのだが、雰囲気的に立派過ぎ
るように感じてしまう。

続きます
0210日曜8時の名無しさん
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2020/09/23(水) 20:07:46.63ID:Nh7aQZpB
>>209 より続き

師走になり延期されていた慶喜の結婚式が行われることになる。このドラマ結婚式に限らず(元服の時もそうだった)、慶
喜の衣装を着けるシーンが何回も出てくる(田向大河が全てそうなわけでなく、この大河独特の描写だと思う)。倉石佐衛
門(演、佐藤淳)と新三郎が衣装を着けており、慶喜が後ろを見たいと言うと、2人が前後で鏡を合わせて(しかもうまく合
うように指示を出す慶喜)後ろが見えるようにしている(何度も言うが細かい描写である)。

それでこのシーンの本木の気取った仕草と言うか、ナルシストっぽいところがぴたりとはまっている(彼は「麒麟がくる」
の斎藤道三役でも、気取った独特の所作を見せているので、元々そうなのかもしれない)。本木がナルシストみたいな感じを
うまく出せるから慶喜役になったのか。それとも本木のナルシストっぽい感じを見て慶喜の着替えのシーンのアイデアが浮か
んだのか。どちらにしろいい演出だと思う。

それで式が終わって「火のないところにずっといたので体が冷えてしまった」という事で風呂に入り、火鉢に当たっている。
武士が寒いだの熱いだの言うのって、武士らしくないと注意されそうな気もするが、実際の慶喜もこんなことを言っていたの
だろうか?

続きます
0211日曜8時の名無しさん
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2020/09/23(水) 20:08:13.93ID:8Z/kFMIQ
水戸公は手をつけてはいけない女性に手をつけ、懐妊させた。将軍家は怒り、また、日頃の過激で危矯な言動を危険視し、国許永蟄居の重罪を下したが、大奥にもこの好色漢ぶりが伝わり、大奥からは皆嫌われた
0212日曜8時の名無しさん
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2020/09/23(水) 20:32:00.94ID:Nh7aQZpB
>>210 より続き

松島は、慶喜が花嫁の所に行くのを邪魔したいらしく、花嫁は美人ではないとか、目が吊り上がっているとか散々に言うが、
花嫁の美賀は石田ひかりということが分かっているので、何を適当なことを言っているんだとしか思えない(笑)。しかも
「何の邪心もありません!」とか(本放送の時点でツィッターがあったら、「嘘つけ!」「邪心だらけだろw」とか盛り上が
ったに違いない)。

それで「花嫁が恐いと言うのは武士の恥」ということで、慶喜が美賀の所に行って歌を交わすところで今回は終了。

今回で慶喜が「新三郎の様子がおかしい」と気付いて気にしているが、先輩の佐衛門は気にしていない様子(もしかしたら知
っていてしらばっくれているのかもしれないが私には分からなかった)。この作品の慶喜は割と気が付く人なのかな?と思う。
原作の司馬遼太郎の「最後の将軍」だと、慶喜は本物のお殿様と言うか、庶民と感覚がまるで違うのでビビったものである。
この後、慶喜の政治活動のために家来が何人も死ぬが、原作の慶喜は「主君のために家来が死ぬのは当然」という態度で全く
悲しんでいないのだった(本作ではちゃんと悲しんでいたと思う。原作そのままの慶喜だと流石に共感されにくいと思ったの
だろう)。
0213日曜8時の名無しさん
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2020/09/23(水) 20:39:30.26ID:Nh7aQZpB
>>211 そういうところ、本作の斉昭は全然描かれていないんですよね。というかその部分をしっかり描いた「大河ドラマ」
が今までなかったような。「篤姫」でも斉昭が嫌われていることは描いていたと思うけど、その「理由」が描いていなくて
「この作品ならそこまで描くべきなのでは?」と思った記憶があります(うろ覚えですが)。
0214日曜8時の名無しさん
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2020/09/24(木) 08:09:15.45ID:nzCZcA+n
>>210
>本木の気取った仕草と言うか、ナルシストっぽいところがぴたりとはまっている
ヌード写真集も出していたくらいなので、写真好きのイケメンという要素がピタリとハマりましたね

>>212
史実で狩猟中に農家とトラブルになった際の様子を見るに、完全にお殿様気質ですからね

>>211>>213
斉昭の所業が元で慶喜も連座的に大奥の支持を得られていないことが政治的に痛手なので
まして慶喜主役の大河ならしっかり描くべきでしたよね
0215日曜8時の名無しさん
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2020/09/24(木) 10:43:04.62ID:/8Rt7bUA
島津斉彬の立川三貴、島津久光の江守徹、山内容堂の塩屋俊、老中・松前の山内としおなど、肖像画に似た人を起用したあたり、人選は見事だと思った
0216日曜8時の名無しさん
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2020/09/24(木) 13:48:19.99ID:U1E1Rp4i
>>214 そう言えば本作、「斉昭や慶喜が大奥で嫌われていた」と言うこと自体書かれていなかったと思います。天璋院と
和宮の対立は少し描いていたが、大奥が「慶喜に対してどういう考えを持っているかということ」が描かれていなかったで
すね。

まぁ本作が「斉昭が女性関係のせいで大奥に嫌われていた」ということを描くなら、根本的に斉昭の描写を変えなくてはい
けないので大変かもしれませんが。それを描いていれば新三郎、たみ、みよの三角関係なんか描かなくても、斉昭の女性関
係だけで視聴者が付いた気もします(笑)。
0218日曜8時の名無しさん
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2020/09/24(木) 14:19:48.95ID:U1E1Rp4i
第8回「新婚生活」より

慶喜は登城日。「結婚おめでとう」の挨拶を受けたりしている。ナレーターのれんは「やることがない」と言うが、そこに
松平慶永(演、林隆三)が挨拶に訪れる。一般的に松平慶永は開明的な名君と言われるが、この作品の描き方だと「我らは
似た者同士。信用して下され」とか(こういうことを言うやつは普通信用できない)曲者というか何を考えているか分から
ないような所がある(この作品、何というか皆が「政治家」なんですよね。特に西郷隆盛なんかに感じますが、普通一般的
に言われる「徳があって、人望がある男」という描き方ではなく、「政治家西郷」という部分しか描いていない。恐らく徳
川慶喜という人が見た「西郷隆盛」はそういう印象だったろうと思われるので、「慶喜から見たらどう見えたのか」という
事を大切に作っている作品だと思う)。

ガンツム(演、山下真司)が新三郎にみよのことを話している。みよは病気の父のために旗本早川重吉の妾になっている。
みよが妾奉公できなくなると、病気の父が困るからあんたは別れてくれないかという話で。こういう庶民の苦しい生活をさ
り気なく入れてくるのがやっぱりいい。

続きます
0219日曜8時の名無しさん
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2020/09/24(木) 14:32:23.63ID:U1E1Rp4i
>>218 より続き

江戸城で斉昭、島津斉彬、阿部、松平慶永が話をしているが、やっぱり政治家というか、相手の腹の内をそれとなく探り合
うのがいい(田向正建はこういう政治的会話が得意な脚本家だと思う)。今の「麒麟がくる」だと、道三と信長の会見とか
はこう言う会話をしていた気がするが、腹の内を探り合うような会話が少ないと思う(「西郷どん」とかもそうだったから、
「麒麟がくる」だけではないが)。足利義輝が近衛前久に、とっても素直に「改元を勝手に行われて悔しかった」みたいに言
ってしまうのは興ざめである。まぁこの作品の義輝の性格ならそれでいいのかもしれないが、将軍と関白はもう少し政治的に
話をして欲しいと思った。

辰五郎の家で、れんの兄与兵衛(演、岡本信人)や中山五郎左衛門らと夕食をとるが、与兵衛が中山に帽子をプレゼントしよ
うとしたら、中山が怒りだし、「和親条約を結ばされた上に、通商条約を結ばされるんだ!通商条約と言うのはな、外国に金
を持っていかれたり、向こうの安いものを高い値で交わされるんだ!!」等と言っていた。それは今後起こることだろうが、
一介の浪人の中山がそこまで分かっているのはさすがに変では?

続きます
0220日曜8時の名無しさん
垢版 |
2020/09/24(木) 14:59:55.58ID:U1E1Rp4i
>>219 より続き

慶喜は美賀と一緒に寝ているが、またしても松島の昔話・・・・・。これって実際もそうだったのか?いや、まだ慶喜が10
代なのは分かっているが、本木がやっているので。大の大人に寝物語って、しかももう妻がいるのに、不気味と言うかドン
引きである(笑)。それでもその後松島を追い払い、ようやく2人になれたとニッコリしたところで、佐衛門たちが訪れる
というテンプレみたいな展開。

それで、佐衛門、平岡円四郎(演、新井康弘)、中根長十郎(演、信太昌之)が深刻な顔で登場。慶喜はせっかくの所で邪
魔が入り不機嫌だが、新三郎が旗本の妾に手を出して、相手の早川重吉は平岡曰く「気が荒く、かなり腕が立つ」という事
で早急になんとかしないと新三郎の身が危ないということで。早川に金を出して解決するとかいろいろなプランが出るが、
慶喜は「そんな乱暴な奴(早川はみよに暴力を奮っているから)に金など与えて解決したくない」ということで「嫁を取ら
せよう」と思いつき、数日のうちにたみと結婚式を挙げさせる。なんだそりゃ?と言う解決策だし、ナレーターのれんも呆
れているが(れんが呆れたのは新三郎の変わり身の早さにだが)、後々のことを考えると、金を使って解決した方が良かっ
たような気がしなくもない。

続きます
0221日曜8時の名無しさん
垢版 |
2020/09/24(木) 15:19:15.14ID:U1E1Rp4i
>>220 より続き

その後正月で、皆が正月の挨拶をするシーンが出てくるが、辰五郎の家にも正月の挨拶に女性が来ている(きなという名前
の辰五郎の妾)。れんはお年玉を渡し、「きなは来るけどときはこないねぇ。妾は妾らしく、挨拶にでも来たらどうなんだ
い!」と辰五郎に嫌味を言っている。

なにか妾の話ばかりだが、こういう当時の「妾が普通にいる世界」をきちんと描くのがいい(今だとこういう自然な妾描写
をいれてくるものがないような気がする。そう言えば今やっている朝ドラの再放送「澪つくし」もヒロインが「妾の子」と
いう今だったら絶対有り得ないような設定で、しかも「朝ドラ」でやっていたというのに驚いた。「澪つくし」は1985年作
品だから、「徳川慶喜」より10年以上前の作品だが、この頃の脚本家は当たり前にこういう設定を入れていたのだなぁと思
う)。しかしなぁそれだったら、斉昭の女性関係も入れたらよかったのに。何か描けない理由でもあったのだろうか?(も
しかして子孫の方が嫌がるとか)

そして雷が鳴って、なぜか美賀が気を失うという描写で今回はおしまい。
0222日曜8時の名無しさん
垢版 |
2020/09/25(金) 20:26:40.13ID:NVCRbOUG
秋雨や
画像乱るる
またやれや
0223日曜8時の名無しさん
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2020/09/25(金) 23:25:10.78ID:sN1IUmTz
第9回「恋の闇路」より

新三郎が早川に斬られるが、腕の立つ早川が何故新三郎に斬られたのかというと、石をぶつけられてひるんだす
きに新三郎に斬られたんですね(石を投げたのは恐らくガンツム)。それで腹を切ろうと言う新三郎に対して、
ガンツムはみよも一緒にを組(辰五郎の所)にひっぱっていく。

辰五郎たちは、彼らを助けようとする。それで逃げる方法を色々考えるが、と組(だったと思う)に隠し部屋が
ある、いや、江戸にいるのはまずい。上方に逃がしたらどうだろう、言葉ですぐ関東者と分かる。れんが「生麦
の兄さんのところはどうだろう」で、それがいいということになって、2人だけで行っても駄目だから手紙を書か
なきゃ。ここを出て船着き場に行く段取りは、と相変わらず細かい。

変な言い方だが、田向正建はこういう「2人を逃がすのに何をするか?」ということと、「武田信玄」等における
「戦に勝つために何をするか?」というのと同じ様に描く。「距離、時間、金銭、天気」など具体的に出して
「どういう方法があるか」も具体的に出して、解決法を見つけ出す、という描写を多く入れてくる。「徳川慶喜」
では「武田信玄」や「信長 KING OF ZIPANGU」と違って戦シーンがほとんどないが(禁門の変、鳥羽伏見の戦い
などはあるが)、今回以外でも、第1回だったと思うが、火消しのシーンでも「風向きはこうで、距離はこうで、
この長屋は間に合わないが、こっちの長屋は守る!」みたいな台詞を入れて、「まるで戦をしている感じだな」
と思ぅが、今回の「2人をどう逃がすか」というのも具体的に描かれており楽しめた。だから個人的にはこういう
オリキャラの場面でも面白く見られる。

続きます
0224日曜8時の名無しさん
垢版 |
2020/09/25(金) 23:53:13.60ID:sN1IUmTz
>>223 より続き

美賀が懐妊し、慶喜は宝船の絵を描く。側にいる中根が何か言いたそうにするが、慶喜が「何を言いたいのじゃ」と言って
もはっきりしない。しかし自分も絵を描いていいという事になって描きだすと「絵がうまいな」「拙者絵は誰にも負けませ
ん」と第3回(>>180)のような会話をしている。さらに中根は「絵の天才、絵の神様と子供の頃から言われました」と言
う。

この時の中根だが、慶喜に「(自分の絵を)どう思う」と言われても、「恐れ入り奉りましてございます」みたいになかな
か意見を言わなかったり、絵を描いていいと言われても「それで何を使ったらいいでしょうか」「そこにある者を適当に使
え」と言われてようやく描き出すとか、殿の前ではなかなか自分を出さないと言うか、出せないと言うか、身分差というの
はややこしいなぁと思う(この作品の慶喜なら、絵の感想などははっきり言った方が喜びそうなタイプなのに、中根ははっ
きり自分の意見は言っていない)。こういう当時の身分差をさり気なく入れてくるのがいいと思う。また愚痴になるが、こ
れが「麒麟がくる」だと、主人公光秀は何もかもはっきり言い過ぎだし、近衛前久は京の街を歩き回って伊呂波大夫を探す
とか、「身分差はどーしたんだ。身分差は!」と言いたくなるシーンが多すぎである。

今回は徳川慶篤(演、内野聖陽)が慶喜を訪ねたり、斉昭の具合が悪くなるなどいろいろあったが、今日は書くのが大変な
のでここで終わり。
0225日曜8時の名無しさん
垢版 |
2020/09/28(月) 17:35:08.10ID:4ynNNSrw
第6回「抗争のはじまり」より

うーん・・・。今回は水戸藩のゴタゴタ。慶喜と紀州慶福の将軍後継争い(本作慶喜は全く乗り気ではない)。鷹司政通
(演、宝田明)と九条尚忠(?だと思うが録画していないのではっきりせず)の開国と攘夷についての話。とてんこ盛り
なんだが、てんこ盛りすぎて何が何だか。

斉昭と慶篤が毒を盛られそうになるという事件が起こる。これは恐らく結城朝道ウィキにある[結城朝道は本作では結城
寅寿。今回作中でナレ死ならぬ、永原のセリフでのセリフ死という可哀想な扱い。確か第1回に出てきたと思うが
(演、及川以造)、その後斉昭の会話でしか描かれない。しかもこのドラマ、斉昭がすごく人格者に描かれており、
「自分は寅寿を恨んでいない」みたいなことを言っていたが、史実では蟄居謹慎が解かれた後の斉昭に酷い目に遭った
みたいなので、割を食った格好になりさらに気の毒である]、「朝道は水戸藩の支藩の筆頭・高松藩の藩主で、幕府内
においては譜代大名の井伊直弼ら保守派との関係が深い松平頼胤が宗家の家督を欲しているのを知り、慶篤を暗殺して
頼胤を藩主に迎えようと画策した」というのを基にしているのかな?と思う。しかしウィキのこの件要出典だし、彼が
これをやったのは1853年、今は1856年だから、少しずれている。

続きます
0226日曜8時の名無しさん
垢版 |
2020/09/28(月) 18:16:52.35ID:4ynNNSrw
>>225 より続き

ちなみにこのドラマでは、

慶篤→自分を毒殺しようとしたのは天狗ども(しかしこのドラマの中で「天狗」が何かと言う説明はなかったと思うの
   で、いきなり出てきて分かりにくい。水戸藩内の尊王攘夷派のことだろうけど)。親父(斉昭)が毒殺されかけ
   たというのも本当はどうだか分からない。親父は俺の話なんか聞かない。

斉昭→毒を盛ったのは結城寅寿の一派。紀州慶福を推している者たちは余が邪魔だから。

その後のシーンで永原が「今の水戸藩は、何が起こっているかではなく、誰を信じるかだ」と言っており、水戸藩の混
乱が分かるよういれたエピソードなのだろう。

後、ハリスとヒュースケンが来日。老中たちは「和親条約にそんなことは書いていない」と大騒ぎ。斉昭も「異人は条
約なんか守る気はない。斬り殺せ。屈辱に耐えてはならぬ」とか言っている。ほかにもいろいろあったのだが、ありす
ぎてまとまらないのでここまで。

それにしても今回は、ほぼ江戸の町のオリキャラのストーリーがなかったが(少しだけたみが出てきたが)、これだけ
政治のストーリーを詰め込んでしまうと、ついて行けない視聴者が出てしまう。オリキャラのストーリーを入れるから、
政治を描く時間が少なくなるともいえるが、幅広い視聴者層に受け入れられるためには、新三郎たちのストーリーは必要
だったのかなと思う(政治の話だけにすると、マニアにとっては面白いかもしれないが、一般視聴者に受けが悪いと思
う。実際そういう声が出ていたし)。

現大河「麒麟がくる」だと、会話がスッカスカで、昨日の25回でも光秀が朝倉義景に礼をするところからやっていたが、
これが本作なら、礼をするシーンは初めての出会いとか意味のあるものしか入らない。昨日の光秀と義景の話し合いな
ら、話し合いのところからやると思う(そうしないと尺が足りないからね)。しかしそこまで詰め込むと、話について行
くのが大変で、「徳川慶喜」が今の大河なら視聴率が見込めないのだろうなぁと思う。
0227日曜8時の名無しさん
垢版 |
2020/09/29(火) 21:23:06.55ID:GLhYuT+Z
第11回「台風の目」より

冒頭、慶喜は家老の土岐と今後の予定の打ち合わせ(?)をしている。「将軍の御台所は篤君と呼ばれる予定です」という
ことで家定の結婚が近いのだなと分かる。慶喜はハリスの動向を気にしているが、土岐は「その件については何も言ってお
りませんでした」と言う。

辰五郎がやって来て、新三郎とみよの顛末について話し、新三郎の行方は言えないので腹斬ってお詫びを!と言ってごたご
たするが「腹を斬っても解決にならない」と言う慶喜は、やっぱり「武田信玄」の時と似ていると思う(>>185 参照)。

ハリスは滞在先の玉泉寺を領事館としてしまい、老中たちは困惑する。それでハリスについての話し合いをしていたら(ハ
リスは傲慢で頑固、そういうのは異人だけではない、ということで)、斉昭の話になり、斉昭の作った「旭日丸」という軍
艦は酷い。「厄介丸であろう」とか「おせっかい丸と言うべきか」などと笑いながら悪口を言っている(このシーン現実に
もこういう悪口は普通に言ってそうでリアルである)。ここで笑っていないのは阿部伊勢守だけで(この後で阿部の体調が
悪いことが分かるのでそれもあったのかもしれないが)、それ以外の老中たちは斉昭を嫌っているというのが分かる(これ
までも敵が多いというのは言われていたが)。

続きます
0228日曜8時の名無しさん
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2020/09/29(火) 21:44:55.64ID:GLhYuT+Z
>>227 より続き

その後のシーンで川路聖謨が「条約をきちんと読むとハリスの言うことは間違っていない。すぐ対応しなければ」みたいな
ことを言っているし、が岩瀬忠震はハリスとはいつ頃をめどに話し合うのか?というようなことを聞いているが、老中の堀
田や牧野は曖昧な返事で待たせるだけ待たせておけばいいという態度である。ここで川路も岩瀬も「何も言わずに呆れた顔
をしている」が、その後の廊下を歩くシーンで「異人とつきあうのがどういうことか分かっていない!」と怒っている。

こういう老中の様子が「日本の役人ってこんな感じだよなぁ」と思わせる。田向正建は官僚と付き合いでもあったのか?と
思ってしまう(ウィキによると、田向正建は大学卒業後すぐ松竹に助監督として入っているから、サラリーマンなどの経験
はないみたいだけれども)。

今回は美賀の流産もあるが、、慶喜の側近倉石佐衛門が水死してしまう(一応事故という事になっていたが、新三郎に殺害
された早川重吉の弟良介に、10回で事情を聞かれそうになっていたので、その件で殺されたとも考えられる。この辺真相が
はっきりしないのもリアルでいい)。倉石佐衛門はオリキャラではなく、実在の人物の様だが、ウィキすらないのでどうい
う人物だったのだろう?と思う。これは一橋家の家老土岐朝義もそうで、このドラマではかなりの出番があるが、やっぱり
ウィキもない人物なので、実際はどういう人だったのか?と思う。
0229日曜8時の名無しさん
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2020/09/29(火) 22:07:06.34ID:K/n2j20n
>>227
大分と先になりますが、このドラマで「腹を切る」といえば、次のシーンが思い浮かびます。

第二次長州征討の小倉口の戦いに敗れた小笠原長行が戻ってきて「先ず腹を切ってお詫び申し上げます」。
本木慶喜が「先ず腹を切ってからその後にどうやって詫びるのじゃ?」と真顔で訊き返す。年寄りなのでよく覚えていませんが、爆笑したので間違いないと思います。
小笠原長行を演じていたのは若松武史氏で、『武田信玄』の信繁ですね。
0230日曜8時の名無しさん
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2020/09/29(火) 22:12:30.55ID:GLhYuT+Z
現在の大河「麒麟がくる」で主役の光秀が大したこともやっていないのに「十兵衛十兵衛」と頼りにされるのを見ていると
腹が立ってしまうが、そう言えば本作慶喜だって(今のところは)大したことはやっていない(何かしているのは、父の斉
昭だったり、老中阿部伊勢守だったりする)。しかもそれ程苦労している訳でもない。なのに何故光秀には腹が立って、慶
喜には腹が立たないのだろう?と思って考えてみた。

慶喜も割といろいろなところでチヤホヤされているが、この場合理由がはっきりしているからだと思う(光秀は「何でチヤ
ホヤされるの?」という理由が分からないことが多い)。

まず慶喜を一橋家の養子になるようにした12代将軍家慶。彼は >>182 >>183 にある通り、「家慶の息子は病弱な家定一人
で、しかも御三家御三卿に健康な男子が少ない。慶喜の前の一橋家の当主昌丸は2歳で亡くなり、しかもそれ以外の将軍に近
い血縁がいないから、決して近い血縁とは言えない慶喜に白羽の矢を立てたと考えられる」。もし家慶に他に男子がいたら、
そちらを優先して一橋家の養子にしただろうがいないのだからしょうがない。家慶が慶喜(七郎麿)と対面した時、元気なの
を見て喜んでいたが、それは家定が病弱だったからだと考えられる。

続きます
0231日曜8時の名無しさん
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2020/09/29(火) 22:33:11.78ID:GLhYuT+Z
>>230 より続き

後は養母の直子。彼女もかなり慶喜をチヤホヤしているが、夫の慶壽は25歳の若さで死亡。さらに 230 の通りその次の当
主昌丸も2歳で死亡。その次に来たのが慶喜なのだから、そりゃあ大切にするだろうと納得がいく。

後、慶喜を将軍にしようとしているのも(その内、斉昭は父だから贔屓するのは当たり前だし)、対抗馬が9歳も若い紀州慶
福である。今の政治状況なら子供はまずい、ということになると慶喜しかいない。だから慶喜を将軍に押し上げようとする、
という事だろう(しかしこれだと、「大奥」というのは何のためにあるんだ?と思う。あれだけ多くの女性を集めているのに
何故こんなに次期将軍候補が少なくなるんだと思う)。

これが「慶喜をチヤホヤする者の事情」だから理由がはっきりしている。「麒麟がくる」の光秀は大したことはやっていない
し、なおかつ慶喜の様に明快な理由があるように見えないから腹が立つのだと思う。
0233日曜8時の名無しさん
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2020/09/30(水) 10:39:51.57ID:Vp5+6HNv
劇団集団 円ほか民放時代劇で馴染みのベテラン俳優を大量投入してるだけあって、作り込みが違う
0234日曜8時の名無しさん
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2020/09/30(水) 17:50:54.87ID:aRLdjF6r
第12回「日米修好通商条約」より

慶喜と家老の土岐が話している。ハリスが江戸に来て将軍に会うことになり、結局ハリス側が軍艦をよこしたことで、日本
側が屈服した格好。慶喜はそれが面白くないし反対である。慶喜は土岐に意見を求めるが、「拙者のような身分の低いもの
にそんなことが分かろうはずがありません。上のものに従います」みたいに言うが、慶喜の反対意見には「御意」と言って
しまい、「なんだそれは!意見がないのではなかったのか!」と慶喜をさらにイラつかせている。

土岐は極めて日本人的で、彼は「一橋家の家老で、旗本(このシーンで慶喜がそう言っている)」で、その彼が「自分の意
見や立場をはっきりさせるのはまずい」と考えてしまうと、彼の下にいる人間はもっとそうなってしまう訳で、「日本人が
自分の意見をはっきり表明出来ない問題」を描いたシーンであると思う。こうして「意見をはっきりさせると攻撃されやす
い」ということで、何か問題があってもすぐに意見が出にくい日本の問題を皮肉っている。22年前のドラマなのに、今も通
用してしまう指摘なのが悲しい。

続きます
0235日曜8時の名無しさん
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2020/09/30(水) 18:17:46.74ID:aRLdjF6r
>>234 より続き

慶喜は料亭(?)のようなところに平岡円四郎を連れて行き、永原と会っている。佐藤慶の踊りが見られるが流石にうまい
(ドラマでも「なんでそんなにうまいんだ」平岡に「男芸者」と言われ永原が腹を立てている)。慶喜は水戸家の状況を聞
きたくて永原を呼んだのだろうが、一橋家の藩邸にしなかったのは、234 の土岐の様に屋敷だと本音を言わないだろうと
思ったのだろう。

斉昭が幕府に建白書を出すが内容が過激すぎて(もっとも蝦夷地の防備を、自分が旗本の次男三男を連れていって行うとい
うことだったから、今聞くと「そんなに過激化か?」とも思うが)、堀田が登城した慶喜に相談している。「建白書を取り
下げた方がいいだろう」ということで、川路が水戸藩邸に出向いたり、「建白書を取り下げる」というのが一大政治的案件
なのが分かる。しかし「建白書」なんて仮に過激でもそのまま放っておけばいいような気もするが、そういう訳にも行かな
いのだろう。ここまで行かなくても「偉い人がとんでもない意見」を言うと今でも大変なことになることがある気がするが、
本当に意見を言うのも一苦労である。

続きます
0236日曜8時の名無しさん
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2020/09/30(水) 18:43:20.72ID:Vp5+6HNv
備中伊賀に腹を切らせ、ハルリスの首をはねよというのが水戸公の主張であり、血圧の高い人物だと、わかる
0237日曜8時の名無しさん
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2020/09/30(水) 18:44:12.59ID:aRLdjF6r
>>235 より続き

修好通商条約にたいして、諸大名や朝廷の反発を引き起こしてしまい、堀田たちは朝廷工作をするが、大金を使ったにも関
わらず失敗。そこに家定が大老にしたと言う井伊直弼(演、杉良太郎)が登場。

ハリスが条約を締結できないで怒っているが(しかしペリーもそうだが、いかにも頑固そうで怖そうな役者を配役してい
る)、「自分は一人で全て決められる。この国では誰が物事を決めているんだ!!」と怒っているが、日本の役人の対応に
ストレスが溜まってそうである(嫌な咳もしていたし)。ハリスの「一人で決められる」で思ったが、この時代本国と連絡
する手段が手紙しかなさそうなので(いや、それすら簡単じゃないような気がする)、ハリスのような外交官って「大統領
の代理で本当に一人ですべての決定をしている」んでしょうね。今ならスマホだのなんだの直接連絡できる手段があるが当
時はそうじゃなかったんだから。

それにしても前回、阿部が会議中に汗をかいて具合が悪そうで、退場も近いなと思ったが、本当にナレーションすらなくフ
ェードアウト(私の聞き逃しではないと思う)。今回でハリスが将軍と対面していて阿部はその前に亡くなっているから、
ナレ死ですらなかったわけね。阿部ほどの大物ですらこの扱いとは・・・。しかも主人公慶喜と一緒のシーンもなかったよ
うな気がする。まぁ実際そんなものかもしれないが、今の大河だと「こいつらがここで会ってるっておかしいだろ!」みた
いな描写が多いのでこういう「徳川慶喜」の描写はかえって好印象である。
0238日曜8時の名無しさん
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2020/09/30(水) 23:58:10.62ID:T14lcuMJ
史実準拠の硬派大河やな
堀田や川路、岩瀬の出番がこれだけ多い
幕末大河って本作だけだろ
0239日曜8時の名無しさん
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2020/10/01(木) 07:08:26.51ID:QZYFnt9I
阿部正弘て英明な政治家に見える
0240日曜8時の名無しさん
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2020/10/01(木) 07:27:50.69ID:mtBGI7VH
ナレの大原麗子が意訳してたハリスの反省
’新しい時代の第一歩。これが日本を幸せにするかどうか分らんな’や
堀田邸でのハリスの大演説描いてるのもこの大河くらいだわ
0241日曜8時の名無しさん
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2020/10/01(木) 08:49:44.74ID:yJkO8szU
再放送でこの作品が再評価される事がいとうれし

>>231
>「大したことはやっていないし、なおかつ慶喜の様に明快な理由があるように見えないから腹が立つ
近年の大河の主役は概ねこの傾向にありますね
マイナーな人物に光を当てるが故のモヤモヤと言えそうです
0242日曜8時の名無しさん
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2020/10/01(木) 16:53:48.49ID:qaFx3wfX
第13回「幕府の権威」より

井伊が大老に就任し今後の方針を述べていたが、杉良太郎の井伊は重々しいので、バックに「ドン・ドン・ドン」という音
楽が入っていたが、それで威厳を強調するためというのも分かるが、そんなことをしなくても役者の迫力で大丈夫だろと思
った(この後の井伊のシーンでもこの音楽は使われていた)。

慶喜は「真剣で立ち会って見たいから」と言う理由で、平岡に真剣を取るように言うが、当然のことながら「御許しを」と
いうことで拒否される(ちなみに平岡は酔って真剣を使ったことは1回あり、人を殺したことは一度もないということだっ
た)。結局平岡は木刀で、慶喜は真剣で立ち会うことになる。

平岡は前のシーンで水戸の側用人安島帯刀(演、井田州彦)(史実では彼が帯刀と名乗ったのは、1858年7月に家老になっ
た後で、この時点ではその前だから、信立だったはずだが、それをやるとごちゃごちゃになるので帯刀で統一しているの
だろう)と、慶喜を将軍継嗣にする画策をしていたので、「余計なことをするな」とくぎを刺すために真剣で立ち会ったの
だという事がわかる。

続きます
0243日曜8時の名無しさん🐙
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2020/10/01(木) 17:37:35.79ID:qaFx3wfX
>>242 より続き

平岡の画策に気付いてこういう形で釘を刺せるのだから、慶喜はそれなりに聡明で力量があるという事が分かるシーンにな
っている(ぼんくらなら気付かないからね)。

こういう風にさり気なく「その人の力量」を示すのがこの作品のいいところだと思う。今の大河だと「有力者に会って気に
いられる」ということでしか、その能力を示すことが出来ないというのが多い(「麒麟がくる」の光秀とか光秀とか光秀と
か)。こういう「その人の状況にあった能力の示し方」が分かる描写を見たいなーと思う。それこそ今の大河なら、慶喜が
老中阿部に会って「流石刑部卿どの!」と言われるとかいう描き方になりかねない所である。

その後慶喜は、直子と美賀が刺繡をしているところにやってくる。直子は慶喜が将軍継嗣になるうわさがあり、彼女は慶喜
にこのまま一橋家にいて欲しいと思っているようだが、美賀は「大奥を見たい」とか自分が将軍正室になり、我が子が次期
将軍になることに憧れている様である(まぁそれはそうだよね。一橋家の当主と結婚することが決まった時点で、将来将軍
御台所になる可能性があるというのは分かるだろうし)。

それでこの時の美賀の表情がいい。慶喜と直子が仲が良いのに、不安を感じていると言うか、モヤモヤしていると言うか、
不穏な感じが伝わってくる(その点に関して美賀は何も言っていないが、表情だけで伝わってくる)。

続きます
0245日曜8時の名無しさん
垢版 |
2020/10/01(木) 18:06:50.60ID:qaFx3wfX
>>243 より続き

今回は島津斉彬と西郷の会話もあった。斉彬が「自分が一橋派なのは、譜代大名から幕政を奪うため」さらに西郷に「幕府
と言うフタを開けてみたらネズミが数匹という事だ」とか、腹黒いと言うか政治家と言うか、他の作品に出てくる「英明で
高邁」な斉彬という感じではないのが新鮮である(多分こういう今までと違うイメージを出したかったので、立川三貴とい
う俳優を当てたのだろう)。

ハリスはミシシッピ号で情報提供を受けているが、イギリス・フランス艦隊が清を攻撃したという事で「勝った!」と喜ん
でいる(清の様にならないように、アメリカと早く条約を結べ!と言えるからだろう)。で、老中たちはこのことで「ハリ
スの言っていることは信じられるか、否か」と議論している。イヤそこじゃなくて、海外情勢を自前で収集できるように何
もしてなかったんかい!という気分になる。

結局、朝廷の許しなく、修好通商条約を調印することになり、井伊達幕閣はこれから騒動になると気を引き締めている。礼
砲を鳴らしているため慶喜や斉昭たちも条約締結を知ることとなる。それにしても次回は斉昭たちの押しかけ登城だろうか
らどう描かれるか楽しみである(見ているのだが細かいところを忘れてしまっている)。
0246日曜8時の名無しさん
垢版 |
2020/10/01(木) 18:17:26.86ID:qaFx3wfX
>>243 の7行目の文字化けは「ししゅう」です。
0247日曜8時の名無しさん
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2020/10/01(木) 20:10:16.40ID:jTw7DAG8
平岡との道場でのシーンでの本木の所作がほんと素晴らしかった
あと芸者との踊りのシーンとか
役者さんだから当たり前なんだろうけど
今の大河ってそういうとこどうなってるんだろ
早々に脱落したから比較出来ないわ
0248日曜8時の名無しさん
垢版 |
2020/10/01(木) 23:17:15.48ID:mtBGI7VH
井伊が登場して政治劇がますます面白くなってきたな〜
条約締結の礼砲
ドラマの上であれは井伊(南紀派)と斉昭(一橋派)の戦いの始まりの
ゴングにもなってるなw
0249日曜8時の名無しさん
垢版 |
2020/10/02(金) 15:09:31.22ID:/AccmEBq
>>247
その辺の演技は本木の右に出る人いないだろ
動きとか佇まいが綺麗なんだよな独特だわ
0250日曜8時の名無しさん
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2020/10/02(金) 16:44:09.62ID:+yCpqrMd
>>234 何を今更なんですが、第12回は「日米通商条約」でした。訂正します。

第14回「押しかけ登城」より

どうでもいいことかもしれないが、たみがを組を訪れてれんと話している。もちろんたみが来たのは新三郎の行方を探す
ためなのだが、その話し中亡くなった佐衛門の話が出て、れんが「気の毒な事でござんしたね」と言うが、たみが「佐衛
門殿のことはわきに置いておいて」と片付けられて可哀想と言うかなんというか(笑)。恐らく佐衛門は新三郎のせいで
死んだのに。

今回は慶喜と井伊の話し合い(というか対決)があり、朝廷の許しなく日米修好通商条約を結んだことに、「大老自ら朝
廷に出向いて釈明したらどうか」など言われているが、「恐れ入り奉りてござりまする」を多用して逃げ切る井伊。互い
に会談の後で、

慶喜「決断早いが思慮足りぬ」  井伊「俊才だが、養君にならぬと。まだ若いという事だ」

とか、場面が切り替わる。これは田向大河で良くある手法で、「武田信玄」の時も大井夫人(演、若尾文子)のナレーシ
ョンで「この方も天下をお望みにございます」「この方も」「この方も」みたいに今川義元、織田信長、上杉謙信(謙信
は、違ったかもしない)みたいに場面が切り替わる演出があったと思う。

続きます
0251日曜8時の名無しさん
垢版 |
2020/10/02(金) 17:15:32.59ID:+yCpqrMd
>>250 より続き

斉昭、慶篤、尾張の徳川慶勝(演、野村祐人)、松平 春嶽(慶永)が押しかけ登城する。ここ春嶽だけ身分が違うから別の
部屋で待たされたり、井伊が弁当も提供せず3時まで待たせたり、ここら辺は史実で、井伊の作戦なのだが(実際はこの中で
一番弁が立つのが春嶽で、別室にしたこと。食事をとらせずに城中だから正座で足も崩せず、ヘロヘロにさせて、斉昭にろ
くに話をさせなくするという)、何しろ斉昭が菅原文太なので、そんなことでヘロヘロになりそうもない古武士のような風
格がありすぎるのと、春嶽なしでもそれなりに話ができそうに見えるので、何となく「井伊の作戦が決まった」様には見えな
い。

で、斉昭は朝廷に無断で条約を調印したことを責めるのだが、井伊は「有難きお言葉」を多用して、要求された「幕閣を一新
する」「春嶽を大老に」「慶喜を養君に」という事を全てはねつける。何というか井伊のやり方は「有能で慇懃な役人」を思
わせる。こうやって「恐れ入り奉りましてござりまする」や「有難きお言葉」と言う言葉を入れて何か言っているように見せ
て、実は相手の要求は一切聞かないというのは、今の官僚などでも必須能力なのかもしれない。

続きます
0252日曜8時の名無しさん
垢版 |
2020/10/02(金) 17:35:41.89ID:+yCpqrMd
>>251 より続き

将軍家定が危篤、死亡となり、井伊はこれを利用して、一橋派を粛正しようとする。老中久世広周(演、大和田伸也)は
「今やると、将軍ではなく幕閣が勝手にやってしまったようにみえるから、将軍が全快するか、次期将軍が立った後でも
遅くない」と言うが、井伊は水戸の老人や春嶽たちは、親戚筋なのに外様を巻き込んで、宗家をないがしろにし、次期将
軍に自分の子を擁して、政治を独り占めにしようとしている。宗家を守らねばならぬ、ということで、押しかけ登城した
面々と、慶喜に処分が下る(よーく考えてみると、押しかけ登城した連中はともかく、慶喜はルール違反はしていない気
がするが)。

で、最後また場面の切り替わるシーンがあり、斉昭が「思い知らせる」井伊が「息の根を止めて遣わす」とバチバチして
いるが、慶喜は芸者と一緒に踊っているというシーンで今回は終了。
0253日曜8時の名無しさん
垢版 |
2020/10/05(月) 16:41:10.68ID:dRluwfnV
第15回「密勅」より

今回は鷹司太閤以下、井伊のやり方に不満を持ち、朝廷の意志を示すため水戸に勅定を下すが、朝廷の動きをまとめて書く
のが難しいためそれ以外で。

慶喜に赤ちゃんが生まれて、美賀の周囲に手洗いうがいを勧めているが、この時期にもうそんな習慣があったのだろうか?
それで直子は慶喜が登城停止になったことを受けて、「生涯そうならいいのに」と言って慶喜も笑って同意するが、美賀は
「登城停止は刑部卿さんの不名誉。夫の不名誉は私にとっても不名誉」と直子にくぎを刺す。しかし直子は「不名誉と思う
事は大老を認めたことになるだから不名誉などと思う事はない」ということで、直子も美賀もそれぞれ信念があることがさ
り気なく出てくるのがいい。また現在の「麒麟がくる」の話になるが、光秀の妻煕子は「夫に都合のいい女」という描写し
かされず、「彼女の信念」のようなものが描かれない。描写が多くなくてもいいが少しはそういうものが欲しい。

続きます
0254日曜8時の名無しさん
垢版 |
2020/10/05(月) 17:23:22.16ID:dRluwfnV
>>253 より続き

謹慎中の斉昭が永原を呼んでいる。永原は「この頃悪いのですか?」みたいなトンチンカンなことを言うが、確か慶喜に斉
昭のことを聞かれた時は「この頃(斉昭は)胸の痛みも増えた」といっており把握していたので、わざととぼけているのだ
ろう。斉昭は永原のことを「何を楽しみに生きているのか分からない。それもあって妻の吉子付にした」と言っているため
(慶喜とのシーンで踊りが上手なことを見せているため、永原は無趣味な男ではない)何を考えているのか実はよく分から
ない曲者という演技をさせるために、佐藤慶という役者を当てたのだろう。斉昭は「自分はもう長くないから、妻のことを
頼む」と永原に言い、永原は「奥方は私のことを迷惑と思っているのかも」みたいにズレた答えを返すが結局了承する。

それにしてもやはり島津斉彬も、公家の会話の中で「10日前に亡くなった」と言われるのみ。結局、>>245 の西郷とのシ
ーンが最後だったか・・・。このドラマ、遺体がきちんと出てきたのが、家慶、家定という将軍だけだった気がする。

水戸に勅定が下り、井伊は「水戸の老人のせいだ」と怒っているが(ウィキを見てもこの件水戸藩が動いたものではないよ
うだが)、これが結局安政の大獄につながる訳ね。

ハリスは、フランスの人間に(ロッシュ?)日本での交渉のやり方を伝授している。やはり「日本では誰が偉いのか分から
ない」と文句を言っている。

たみが生麦に向かう。その後を早川良介が追っている。次回新三郎たちに動きがありそうである。ということで今回はオシ
マイ。
0255元テンプレ厨 ◆I.hHf3nPw6
垢版 |
2020/10/05(月) 18:53:14.20ID:ZCIddQDv
>>254
Wikipediaによりますと、この時期のフランスの対日代表はデュシェーヌ・ド・ベルクールという人物だったようです。
録画をしてなかったので確認できませんが、ドラマの字幕でもミシェル・ジュール・マリー・レオン・ロッシュではなかったと思います。
ちなみにロッシュが日本に着任したのは、これまたWikipediaで恐縮ですが、元治元(1864)年のことのようです。
0256日曜8時の名無しさん
垢版 |
2020/10/05(月) 19:41:14.79ID:m4TyvwIi
天皇朝廷の幕府に対する謀反であり
安政の大獄の原因である戊午の密勅描いてるのも本作くらいだわ

大概がある日突然井伊が大獄始めたって唐突な描き方
だもん
0257日曜8時の名無しさん
垢版 |
2020/10/06(火) 07:01:03.12ID:S6vOu9a9
井伊は怒るわな
0258日曜8時の名無しさん
垢版 |
2020/10/06(火) 21:18:38.69ID:1HMrj8O2
>>255 ありがとうございます。やはり適当に書くと間違いますね(汗)。

第16回「大獄のはじまり」より

勅定を受け取った水戸藩がどうなるか永原に聞く慶喜。しかし何もできないと言われる。慶喜は永原に「遊びに行こう!」
と言い、永原は「お許しくださいませ」と言うが、母上に言いつけるということで、永原は慶喜の遊びに付き合うことにな
る。しかしこれを見て思ったが、吉子って永原が遊んだくらいで怒るような狭量な女性に描かれていないと思うのだが(ま
ぁ今回戯作者という事がバレたから、それはまずいのかもしれない)。

井伊は勅定の件で、九条関白の署名がない。鷹司、近衛、正親町あたりの陰謀で後ろに水戸の老人がいるに違いないと思っ
ている。間部詮勝に九条関白だけでは心もとないので条約調印の事情を朝廷に説明するように言う。慶福様の将軍就任まで
に周囲を掃除し、和宮を御台所に迎えられるようにしたいとのこと。

続きます
0259日曜8時の名無しさん
垢版 |
2020/10/06(火) 21:47:03.97ID:1HMrj8O2
>>258 より続き

江戸ではコロリが流行っており、死者が多く、しかも異人が毒をながしているという噂が出ている(ここら辺22年前の作品
なのだが、今のコロナ騒ぎに繋がるようで興味深い)。慶喜は街で棺桶をいくつも見たと語り「見ると聞くじゃ大違いじゃ
な」と言っている。辰五郎のところに来ていた知人も、物価が上がっていることを話している。そう!こういうところで、
いくらでも当時の状況を伝えられるのに「麒麟がくる」は、10年以上も主役の光秀が滞在した越前朝倉家の様子が全然描か
れていなかったのが不満なのである(笑)。

京都にいた(水戸藩の中での役職があったはずなのだが忘れてしまった)鵜飼吉左衛門と息子が捕まってしまい拷問を受け
る。薩摩藩など各藩の藩士で、彦根藩を攻撃する計画を立てていたという事である。この情報を受け、鷹司父子と、清子に
緊張が走っている。斉昭の姉でもある清子は、武士は笑顔でも最後に剣を抜くものなので、目立ってはいけません、と息子
の輔熙に言う。輔熙は大老には天罰が下るでしょうと言っていて、これは今後起こることだが、鷹司家の描写がしっかりし
ているので(私の書き方だと伝わりにくいが)、「安易な予言」に見えないところがいいと思う。

後、永原が慶喜の所に来た時、中根が席を外してしまい、それを平岡がとがめる描写があって、「側近の心得は何か」とい
う事を描いていてやはり細かいなーと思った。
0260日曜8時の名無しさん
垢版 |
2020/10/07(水) 20:29:33.00ID:7D2dozAm
第17回「安政の大獄」より

平岡が幕府五十人組に配置転換になる。土岐朝義が出てきた時も思ったが、このドラマ「幕府の○○から家老になりました」
とか「幕府の△△に移動します」というセリフが入る。これによって御三卿は譜代の家臣がおらず、幕府から行ったり来た
りする様子が示されている(会社や役所の人事異動を見ている感じ)。家老も家についている訳ではないので、「家に対す
る忠誠心」とか、普通の大名の家のようにはいかないだろうな、と思う。

それで慶喜は、自分のことを喋ってもいい。隠すことは何もない。向こう(井伊)はそれが知りたいのだろう。出世できな
くなるから井伊に睨まれないように。等声をかける。平岡は、拙者出世のために情報をばらすようなことはしません!と返
している。慶喜の周囲はほぼ政治的な会話ばかりなので、こういう慶喜が気遣いを見せるシーンはいいと思う。

続きます
0261日曜8時の名無しさん
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2020/10/07(水) 21:08:20.83ID:7D2dozAm
>>260 より続き

たみが新三郎の子を連れ帰ってしまったが、誰の子か言わないので、直子、美賀、松島が問い詰めている。しかもたみがそ
の最中に「お殿様をお恨みします」と言い泣き出したため、周囲は慶喜の子と勘違いしてしまい、「余は知らない!」と慌
てている(しかし、当時はありがちだったという表現なのだろうが、美賀が大して動じていないのはさすがである)。で、
そのコミカルなシーン(?)の後で、井伊の真面目で威厳のある顔がドーンと出てきたので何となく笑ってしまった。結局
たみは新三郎の子だ、と言うのだが、たみがこんな目に遭っているのは、みよがいるにもかかわらず、新三郎を強引に結婚
させた慶喜の責任ではあるので、少しは反省して欲しいものだと思う(笑)。

それで今回は、安政の大獄で江戸にも逮捕者が出ていたり、薩摩の有村次左衛門と、水戸の高橋多一郎で井伊の襲撃計画を
立てている(桜田門外の変は次回だが、こういうところ一瞬でも有村次左衛門が出てくるところはさすがこのドラマであ
る。お陰で人名の把握に手間取ったりしている内に会話を聞きそびれたりするがw)。家茂が将軍就任し、逮捕者がたくさ
ん出てしまったので涙ながらに孝明天皇が条約承認をし、逮捕者がたくさん出て拷問されているのに、「手ぬるい」と言っ
ている井伊とか、謹慎中で何もできないイライラから節分にかこつけて、自分の部屋から弓をバンバン打つ慶喜やら、今回
も盛りだくさんだったのだが、まとまらないので今回はこれでオシマイ。
0262日曜8時の名無しさん
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2020/10/08(木) 18:17:40.03ID:yXaJbdlY
>>259 鵜飼吉左衛門の役職は「京都留守居役」でした。

第18回「桜田門外の変」より

それにしても前回の「安政の大獄」といい、ストレートに事件そのもののタイトルである。最近の大河はひねったタイト
ルをつけることも多いが、本作中身を追うのが大変なので、タイトルはひねらない方が分かりやすくていい。

慶喜は永原の書いた本を読んでいて(戯作者、こいしかわながはるの本、恋思川永春と書いているサイトがあったが、そ
うだとすると、永原帯刀のモデルはこの人だろうか↓ 経歴が似ていると思う)
https://kotobank.jp/word/%E6%81%8B%E5%B7%9D%E6%98%A5%E7%94%BA-61257 

慶喜はくだらないだの何だの言いながらも、廊下を歩きながらも読んでいるので面白いのだと思う(笑)。で、その永原
との会話だが、面白いと思ったのが、井伊側が、水戸藩士の書状を手に入れ、謀反の証拠があったということだが、「そ
んな大事を書状に書くほど愚かではないだろう」「私もそう思います」で、「そんなことがあるわけないだろう」ではな
く「書くほど愚かではない」と言うのがいいと思う。

この後中根が「土岐が倒れた」ということで報告に来るのだが、部屋の入口と中でそれぞれ座礼をしていた。この時の中
根の所作もいいが、こういう「殿は特別であり、身分が違う」という事をハッキリ入れてくるのがいいと思う。また今の
大河の話だが、「麒麟がくる」で朝倉義景の嫡子を、将軍上洛の妨げにならないように毒殺していたが(嫡子そのものが
邪魔なのではなく、父義景を止めるため)、毒殺前後の描写が不十分なのもそうだが、この大河は「将軍というのは身分
が高い特別なものだ」ということを全然やっていないので、子供の毒殺が非常に残酷に見えてしまう。これ「将軍は特別
なもの」という事をどこかで描いておけば、まだ「嫡子殺害もしょうがないこと」と思えたのかもしれない。

続きます
0263日曜8時の名無しさん
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2020/10/08(木) 18:54:09.33ID:yXaJbdlY
>>262 より続き

土岐は苦しがりながらも人払いをして、井伊に注意すること、水戸の慶篤を隠居させ、他家から養子をもらう噂が出ている
と話す。

安政の大獄での処分で、安島は切腹(このドラマ初めての切腹シーンのような気がする。一瞬で終わったが。しかし死ぬシ
ーンが出てきた安島はこのドラマにおいて勝ち組である。何せ、阿部伊勢守も島津斉彬も死ぬシーンなしだし、阿部は死ん
だことすら何も言ってもらえなかった)。鵜飼父子と茅根伊予之介が死罪。斉彬も生涯幽閉。鷹司父子も失職。

慶喜も隠居謹慎。中根はキレており「理不尽だ!!」と大声を出している。直子も危機感を募らせている(そう言えば、今
は慶喜が当主じゃないから、と思ったが、>>261 のたみが新三郎の子を連れ帰ってきたシーンでも慶喜は上座ではなく、
直子と美賀が上座にいたような気がする。こういう習慣だったのだろうか?この大河は所作とかしっかりしてそうなのでミ
スではない気がする)。ここでも直子は慶喜と対等に政治の話をしているが、この後のシーンでも直子は気絶した松島の手
当てで「足を上げるのじゃ!」と適切な指示を出していた。徳信院直子何者?以前も書いたと思うが、公家の姫君とは思え
ない程落ち着いており、深窓の令嬢感がないというか。直子が「今の一橋家は当主不在の状態なのです」というのに慶喜が
「おたたさまがいるではありませんか」と冗談めかして返しているが、この女性本当に一橋家の当主でも何でも務まりそう
である。

続きます
0264日曜8時の名無しさん
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2020/10/08(木) 19:17:07.99ID:yXaJbdlY
>>263 より続き

江戸でも100人ほどの逮捕者が出ており、いつ暴発してもおかしくない。大老を襲う計画があるという噂もある、というナレ
ーション(?)だったと思う(ここら辺安政の大獄の情報がバンバン入るので混乱して間違っているところもあるかもしれ
ない)。

井伊は外国との交渉の話もしており、指示を出している。>>255 で指摘を受けたベルクールが公方様にお目通りしたいと
か、オールコックが総領事になったとか、ロシア水兵殺傷事件の対応も出てくる[この件ウィキで確認したら、安政6年
(1859年)のロシア海軍軍人殺害事件のことらしい。それにしてもウィキで「幕末の外国人襲撃・殺害事件」というのがま
とまっているが、こういう事件ってかなりあったんだね]。当然の話だがこの時期の井伊は「安政の大獄」だけをやっていた
訳ではないという。

しかしここでも言っているが、井伊は口を開けば「水戸の老人の息の根を止める」だが、それなら下っ端を処罰するより、
親玉の斉昭を(いや、すでに生涯幽閉にはしてるけど)、死罪にした方が早いのでは?と思ってしまった。まぁ前水戸藩主
を死罪にするのって簡単じゃないのは分かるけど。

続きます
0265日曜8時の名無しさん
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2020/10/08(木) 19:54:33.97ID:yXaJbdlY
>>264 より続き

慶喜は謹慎を厳格に守り、暗い部屋で食事を一人でとり、布団も自分で敷いている。この描写が何となく面白い。

吉田松陰、橋本佐内も死罪となる。そう言えばこの大河、松陰は黒船の時中根絡みで少し出てきたが(>>180 参照)、
佐内は出てこなかったなぁ。しかし佐内は出なくてもこの作品中身は濃いので、幕末って政治を描こうとすればいくら
でも描けるという気がする。だから長州藩から見た大河とか、薩摩藩から見た大河とか、それぞれすごく面白く描ける
はずなんだけどねぇ(「花燃ゆ」とか「西郷どん」とか)。佐賀から見た幕末とかも面白そうなんだけど。鍋島閑叟と
か江藤新平とか主役になりそうな人もいるし。でも江藤は大久保との絡みで描くの難しそうなのがね〜。

九条関白が孝明天皇に、水戸藩に勅定を返還させる話をして、天皇はこの弾圧が収まるならということで、水戸藩に話
が行くが、藩内では「返納しては水戸の存在が危うくなる」「お上は無理矢理納得させられたのに違いない」というこ
とで大騒ぎになっており(斉昭ではないが、水戸の騒ぎはいつものことだが)、廊下で割腹自殺をしているシーンが映
る。何だこりゃと思ったが、ウィキの「桜田門外の変」に「水戸藩士・斎藤留次郎が水戸城・大広間で割腹自殺したた
め、返納は延期された」とあるからこれのことだったらしい(ドラマでは廊下だったが)。

その後関鉄之助を大将にして井伊を討つ計画を立てている。

続きます
0266日曜8時の名無しさん
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2020/10/08(木) 20:26:07.13ID:yXaJbdlY
>>265 より続き

井伊は、水戸藩士が多数脱藩して行方不明であり、大老を狙っている。供を増やしてはどうかと報告と提案を受けるが、
「拙者は今までも狙われてきた。大老がそんな噂で怖じ気づいたら、世の笑い物じゃ」と返している。この時の井伊の顔が
穏やかで印象に残る(本役杉良太郎は、これまで真面目で威厳のあるところしか見せておらず、こういう表情は初めてな気
がする)。

そして桜田門外の変のシーン。ウィキを見ると、大老を警護していた彦根藩の者は多数逃げてしまったらしいが、ドラマで
はそういうところは描かず、激しい戦いの中井伊は討たれる。

慶喜や斉昭はこの報告を受け、光がまぶしいシーンで解放感を表現する(こういうシーンは「武田信玄」の義信が死ぬ前の
シーンでもあったと思う)。その中で斉昭が崩れ落ちもう先が長くないのが分かる。

それにしても水戸一橋から「安政の大獄」を見ると、本当に恐怖と言うしかない。井伊はいくら逮捕処罰しても全然手を緩
めようとしないし、これは「桜田門外の変」が起こっても致し方なし、という感じだった。
0267日曜8時の名無しさん
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2020/10/09(金) 22:04:35.30ID:IoCZ39zQ
第19回「父の死」より

大老の殺害を受けて、江戸城は大騒ぎになっている(このシーン大目付や目付を緊急に呼び出したりとか、バタバタ感が良
く出ていると思う)。老中脇坂(ウィキを見て分かったが、演じる佐々木功は宇宙戦艦ヤマトの歌手だが、声を聴いても分
からなかった。九条尚忠の森山周一郎が「紅の豚」のポルコロッソというのはすぐわかったのに)や安藤信正が話し合って
おり、彦根藩を潰してはならない。だから大老は軽傷だが登城は出来ないという事で対応しようとする(当主が殺害されれ
ばお家取り潰しだから)。老中たちは口々に、大老はやりすぎた。水戸は根回しで徐々に退ければよかったのに。それで
「私は何度か申し上げた」とそろって言うのがおかしいというか。何か問題があった時の日本人仕草のような感じである
(面白がってもいられないが)。

中根が慶喜の部屋に報告のため入ろうとするが、美賀がいるので入ってこない。美賀は気にしないと言うが、慶喜は中根が
困るのじゃと言って下がらせる。美賀と中根が2人になるのはまずいだろうが、慶喜がそこにいるなら問題ない気がするが、
それでも駄目だったのだろうか?
0268日曜8時の名無しさん
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2020/10/09(金) 22:53:21.11ID:IoCZ39zQ
>>267 より続き

辰五郎がを組で「桜田門外の変」の様子を話しているが、襲撃人数が10人、襲われた側が70〜80人とやや誇張している(実
際は襲撃人数18人、井伊の警護は60人)。そうやって噂と言うのは尾ひれがつくという事かもしれない。そういうところに
広木松之助という、桜田門外の変の襲撃者側の脱藩した水戸藩士が「新三郎に聞いた」ということで助けを求めてくる。押
し入れに隠して、役人の見回りが帰った後見に行くと、死んだのか?と思ったがよく分からなかった(広木松之助は実在の
人物のようで、上行寺に僧になって隠れたが、幕府の追手が迫って変の3年後切腹したという事である)。

斉昭が寝ている部屋に桜田門外で、井伊が襲われて殺されたという連絡が来る(ということで、>>266 ではまだ斉昭は知
らなくて、井伊が襲われたとほぼ同時に斉昭が倒れたという描写だったらしい)。変の翌日に情報が入ってきたようであ
る。

で、斉昭は永原を呼び出し、脱藩した藩士を気にかける。大老が軽傷ということにしたのは、彦根と我が藩が戦争にならな
いようにという配慮だろう。井伊は我が藩にとっては敵だが公方様の信任は厚かった。それが殺されたのは悪しきことであ
る。これは余の不徳の致すところと語る。何となく菅原文太が言うとすごくかっこいい様に見えるが、あなた相当井伊を敵
視していたよね?と思ってしまう。その後吉子は永原に、斉昭死後の水戸藩を心配し(藩主の慶篤は優しすぎて、人に号令
をかけるのは苦手と)、自分を支えるように言う。

続きます
0269日曜8時の名無しさん
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2020/10/09(金) 23:14:17.19ID:IoCZ39zQ
>>268 より続き

慶喜の所に平岡がやって来る。五十人組から小普請組に移ったと(ウィキを確認したら平岡が行ったのは小十人組だっ
た)。こういう事が一々入るのがこの作品の特徴である。彦根藩がいきり立っているので、慶喜が「変装して浅草に等
行かないように」とそれとなく忠告している。幕閣はてんやわんやで彦根藩を抑えるのに精いっぱいらしい。水戸に来
た勅定を藩が返そうとしないので、水戸を取り潰せという意見も出ているとのこと。

中秋の名月のなか斉昭死去。朝廷では和宮の、将軍家茂との結婚が決まり、九条尚忠が祝いを言うが、和宮母の観行院
が「関白さんをお恨み申します」と言っている。
0270日曜8時の名無しさん
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2020/10/14(水) 16:36:33.67ID:yahYYyHI
しばらく書き込み規制されていましたが、書き込めるでしょうか?
0271日曜8時の名無しさん
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2020/10/14(水) 17:46:02.99ID:xQCD1HWl
第20回「慶喜変身」より

亡くなった夫のことを考える吉子。今後の相談をするために永原を呼ぶが、吉子は奥にいるので本来永原は入れないので
侍女に説明(斉昭の遺言だということで)。さらにやってきた永原もなかなか部屋に入らず(ここに来るのもどうなので
しょうか?と言う永原)、ようやく部屋に入るが緊張して筆で畳を汚す永原(しかもそれで紙がなくなり、吉子は侍女を
呼んで紙を永原に渡さなければならなくなったという)。ということで話をするまでに時間がかかってしまいイライラす
る吉子だった。何度も言うが、こういう「身分の違う人間が話すのは大変」という事をきちんといれてくるのがいい(普
段吉子付の永原でもこうなるのだから、この時代身分に差がありすぎると、腹を割って話すことなどほとんど不可能だろ
う)。またしても「麒麟がくる」の話になるが、主役の光秀が、オリキャラの駒や太夫によって簡単に人と会えてしまう
ので何も大変さが伝わらない(戦国時代と江戸時代で違うのかもしれないが)。

続きます と言いたいのですが、どうもまた書き込み規制になったのでしばらく書けないかもしれません。
0272日曜8時の名無しさん
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2020/10/14(水) 18:24:01.05ID:yahYYyHI
>>271 より続き

もしかしたらまた書けなくなるかもしれませんが、プラウザを変えて(しつこい)、

慶喜は、水戸藩が幕府に父の罰を許してから亡くなったことにして欲しいと訴えて了承されたことに対して、「父
は罰を許して欲しい」等と言う人間ではないと主張。それで大老も亡くなったことでもあるし、勅定は朝廷に返し
てはどうかと兄に言って欲しいと、中根を使者に立てる。

永原もそうだが、この時代兄慶篤との連絡の手段が他にないのでこういう「使者」の役目って大きいのだと思わせ
る。中根は初期はあまり優秀でない所も見せていたが(>>180 参照。他にも慶喜の用事より絵を優先しそうに
なったこともあったと思う)、このところ慶喜の片腕を十分に果たしている様である。

続きます(書けるか?)
0273日曜8時の名無しさん
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2020/10/14(水) 18:24:35.88ID:yahYYyHI
テストです。
0274日曜8時の名無しさん
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2020/10/14(水) 18:46:52.24ID:yahYYyHI
>>272 より続き

その後、美賀が、慶喜が直子の目のぶよをとったところを見て仲を誤解するが(その辺は、>>243 で書いたように元々2人の
仲が良さそうなのを見て、不安そうに見つめるシーンがあったからね)、慶喜は余を信じるのじゃと言う。それで慶喜は今まで
は父が味方、井伊を敵とし、その中で素直でいられたが、これからはそうではない。言行一致ではなく、言行不一致じゃと言
う。しかしこの作品の慶喜って素直かなぁ?とは思ってしまう(笑)。でも確かに言行不一致は今までなかったね。

慶喜は永原に、水戸に行って慶篤に会うという。永原は幕府の許しなく行くのはおやめください!というが、幸吉の小屋で会
う。余は思ったことは何でもやることにしたのじゃ!と言う事を聞かない。今回はこんな感じで次回は島津久光の江守徹が出る
のが楽しみ(とは書いたものの規制にあっている間に、22回まで進んでいるよ〜)。
0275日曜8時の名無しさん
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2020/10/14(水) 19:26:10.43ID:yahYYyHI
テストです
0276日曜8時の名無しさん
垢版 |
2020/10/14(水) 21:25:56.83ID:yahYYyHI
何か書き込めたり書き込めなかったりするのですが、クッキーを削除して。

第21回「兄と弟」より

久光が登場。大老も斉昭も死んだから、今までの幕府でも水戸でもない。自分達が政治を動かすという野心をあからさまにしてくる。

今回は、お忍びで慶喜が水戸に来て兄慶篤に会う。以前「徳川慶喜」を見た時は慶篤って文句ばっかり言っていると思ったし、事実そ
うだが、彼の言っていることの中に当時の大名の一つの価値観が出ているのが面白い。

・斉昭が、学者や商人(だったと思う)などを引き立てたことを批判している。そういう事をするから譜代の者は面白くないし、藩内
 が争いになる。つまり慶篤は実力主義を否定している

・慶篤は、内々に老中に、水戸の勅諚を返却しなくてもよいように根回しをしている。よってそれなりの政治力はある

・斉昭が役に立たぬ鉄砲や大砲をたくさん作り、弘道館を作ったが、それは全て藩の出費であり、慶篤の負担になっている

・斉昭の様に幕府の政治に口を出すべきではない(慶篤は慶喜が将軍になることにも反対である)。幕府の政治は老中たちがやるも
 の。そこに口を出せば彼らの仕事を奪うことになるし、役得である賄賂も取れなくなるから恨まれる。政治の事など下々の者に任
 せておけばいい

何というか問題のある考え方な気もするが、多分当時の大名ってこういう人が多かったんだろうなと思う。

続きます(続くか?)
0277日曜8時の名無しさん
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2020/10/14(水) 21:37:38.05ID:yahYYyHI
>>276 より続き

慶篤は御三卿の慶喜を苦労がない。寝ていても10万石入るし、家老が全てやってくれると羨ましがっている(本当は慶喜
だってそれなりの苦労はしているし、隣の芝生は良く見えると言うか、藩主として忙しい慶篤からすると、慶喜の生活が
羨ましいのかもしれない)。結局最後には酔って殴り合いになっている。

斉昭の墓は瑞龍山にあるが、永原がその解説をしていたのが面白かった。調べてみると、一般人の見学は不可らしい。
0278日曜8時の名無しさん
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2020/10/14(水) 23:50:36.59ID:vKk/1gnQ
いつもお疲れ様です
規制は連投と判断されてしまったせいでしょうか

拙速な変革に難色を示す慶篤の価値観は現代でも感じるところがあります
0279日曜8時の名無しさん
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2020/10/15(木) 21:58:59.30ID:g6EJPTBn
>>278 はい、多分連投のせいだと思います。

第22回「母と子」より

慶喜は謹慎は解けるが、隠居のまま。そんな中新たな家老松平近韶(ちかつぐと読む、演、田山涼成)が大目付になった
前家老の代わりに、勘定奉行から一橋家付き家老になる(慶喜は「監視役」と気を許していない)。前も書いたと思う
が、こういう描写が頻繁に入ることにより、御三卿である一橋家の特殊な立ち位置(他の大名の様に譜代の家老ではなく、
幕府という組織の一員としての家老だから、家に尽くすという意識が薄いと思われる)が分かる。

都では和宮が将軍との婚礼を嘆いており、観行院が自分の命に代えても結婚を阻止しようとしているが、もちろん和宮はそ
んなことを望んでいない。その後九条関白と岩倉具視が話すシーンになるが、岩倉は幕府には昔日の力はなく、大老を襲っ
た水戸藩の者に罰も与えられない。今こそ朝廷の威信を示し700年の恨みを晴らすべきだと言う(しかし薩摩と言い、朝廷
と言い、権力欲の塊である)。

続きます
0280日曜8時の名無しさん
垢版 |
2020/10/15(木) 22:24:39.50ID:g6EJPTBn
>>279 より続き

安藤対馬守と久世大和守は、プロシア、ベルギー、スイスと通商条約を結ばなくてはならないが、朝廷に言うと和宮の婚礼に支
障が出ると心配しており、「言わなければよい」「そんなことをしたら半月でばれる」ということで、戦をすれば負けるという
ことをお上に伝えれば大丈夫という事になる。しかし新たな異人斬りがおき、自分達の立場が悪くなるばかりだと焦っている。

ガンツムの母という人が訪ねてきたこと、よしの母がれんじゃないという話になるがそこは省略。ただ火消しの給料を上げる上
げないでれんが談判し、さらにガンツムと喧嘩になった近江屋が吉田鋼太郎だったのに驚いた。こんな前の大河ドラマに出てい
るとは思わなかった。

美賀は京に里帰りをしたいようだが、直子は「ここ一橋家がそなたの家であり、帰ろうなどと思ってはいけない。私も京には一
度も帰っていない」と厳しく言ったため、美賀はその後信所で拗ねている。この時の会話で美賀は「刑部卿さんは、女心の底の
底を分かっておりません。心で思う事とすることは別でございます」と言うと慶喜は「男もそうじゃ」と返す。ここ何となく杉
田水脈議員の「女性はいくらでも嘘をつける」と言うのを思い出してしまった(田向正建が存命なら「男もそうだ」と返したの
だろうか)。

続きます
0281日曜8時の名無しさん
垢版 |
2020/10/15(木) 23:09:29.86ID:g6EJPTBn
>>280 より続き

水戸の吉子が貞芳院になったと家老の松平近韶が伝え、伝言があればと言うが、慶喜はそんなことは考えていないし、手紙のや
り取りは出来ないし、何も言うことはないとそっけない(まぁこれくらい用心しないと家老だからと言ってすぐに信用できない
状況なのが、幕府に警戒されている一橋派のトップの辛いところである)。

しかしその後中根がやって来て、フランス公使の事件(ウィキの「幕末の外国人襲撃・殺害事件」の1860年のフランス公使従撲
傷害事件のことか?)が水戸藩士の仕業か気にしている(家老に頼らなくても水戸との連絡は出来ているという事ね)。薩摩は
水戸を裏切ったらしく、桜田門外の事件の後、京で挙兵するはずが薩摩の者は来なかったという事らしい。水戸は四分五裂で、
攘夷派がいつ暴発するか分からないと。後、和宮の婚礼が紆余曲折の末決まったということである。

最後にヒュースケンが斬られて亡くなっている。

【本作品における永原帯刀の意味】
多分、慶喜と水戸をつなぐ役割が欲しかったのだろうが、斉昭の側近でもなく慶篤の側近でもなく、吉子の側近にしたのは、藩
主の側近だと立場的に目立ち、水戸の血みどろの抗争に関わりなくすることが出来ないからだと思う。永原は斉昭にも吉子にも
「何が楽しみなのか分からない」「学問を良くするわけでもなく、武術を良くするわけでもなく、出世にも縁がない。女子にも
関心がない」「だから吉子付にした」とか散々な言われようだが、こういう「昼行燈」のような人でないと水戸藩の抗争の中を
生き残ることは難しかったのではないかと思われる(いかにも優秀で目立つタイプだと、この時代の水戸藩で長生きするのが不
自然)。だから昼行燈だが売れっ子の戯作者で、実はそれなりに気が利いて、藩内では目立たず、しかし藩内のことは把握して
いるから慶喜との連絡役が務まる、というキャラクターになっているのだと思う。
0283日曜8時の名無しさん
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2020/10/16(金) 12:18:22.08ID:y8gFpcs8
第23回「和宮下向」より

中根が一人の若者を慶喜に紹介。杉山寅之介という杉山権之介の三男で武術を学んでいるという(平岡円四郎も亡き土岐
が、武術の達人という紹介をしていたので、慶喜がそばに置く者の条件が「武術が出来る事」なのかもしれない)。中根
が忙しくなったので、慶喜の身の回りのことをすることになる。

やはりこういう細かい描写がいい。「麒麟がくる」を含めた近年の大河は、主人公が側用人ではないが、大物に関わって
あちこちお使いに出かける物が多いが、皆「大物に会って簡単に気にいられました〜」みたいな感じで、「お使いの苦労
とか大変さ」が具体的に描かれているものが少ない気がする(その中で「真田丸」の信繁は割とうまく描いていたと思う
が)。中根や永原を見ていると、側用人も「主人の望む情報をいかに持ってくるか」とか「主人は何を好むか」とか周囲
との関係構築も必要だし、水戸藩の様に内部分裂している藩だと下手に動くと危険が及ぶし、かなり苦労が多いものだと
思う。この作品を見ていると、中根を主人公にしても面白そうな作品が描けそうな気がするが、「中根のような人間を主
人公にしているこの頃の大河」にいいものが少ないのは残念なことである。特に「麒麟がくる」の光秀の越前浪人時代
は、浪人の苦労も朝倉義景の用事を言いつけられる苦労も、ほとんど描いていなかった。それなのに結局光秀は義景を裏
切っているので、「義景気の毒に」「光秀は酷い」という印象にしかならなくなる。

続きます
0284日曜8時の名無しさん
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2020/10/16(金) 12:56:07.79ID:y8gFpcs8
>>283 より続き

和宮の婚礼は、幕府がプロシアとの条約を結んだことで中断してしまい、京都所司代酒井忠義 が九条関白を説得している。とい
うか「異人の大砲は御所も吹っ飛ばす」とか言っているので、実際は脅しだが。

孝明天皇は鷹司政通に「その方が関白でいてくれれば」と信任が厚い。新たな条約を結ぶとは幕府は約束を守る気はあるのか!
と言っており、関東にしっかりしたもの必要。そうでないと真の公武合体は生まれない。刑部卿はまだ一橋当主ではないのか、
と慶喜に期待している。

よしとガンツムの件も色々あったが省略して、幕府が、異人が襲撃されていることへの対応に苦労しているのもおいておいて、和
宮が幕府に到着するが、朝廷と幕府それぞれに思惑があり、きちんと話し合っていなかったせいか、

大奥側=御台所とは将軍正室。武家のしきたりを守ってもらわねば
和宮側=しばらく御所風で過ごすと言ったのに!天璋院に会う時に畳に褥もないとは。関東にまで来てこんな扱いを受けるいわれ
     はない

ということでしばらくもめそうである。それにしても岩倉具視と坊城(だったと思うがウィキにもないのではっきりせず)が、老
中久世と話している時に和宮を「差し上げる」だの「預ける」だのもの扱いである。今でも「嫁に貰う」と言うし、農家の作物を
「嫁に出すような気持ち」で作ったとか言うし(男や息子にはこういう言い方をしない)、天皇の妹でさえ「もの扱い」なら下々
の者は直そう扱われても仕方がないという事だろうか、とつい思ってしまった。
0285日曜8時の名無しさん
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2020/10/16(金) 14:41:07.19ID:y8gFpcs8
第24回「久光上洛」より

今回は、幕政改革のため島津久光が兵を率いて京に上洛してきた話で、慶喜を将軍後見職に、松平春嶽を大老にしたいというこ
とらしい。孝明天皇は久光を推している。

ここで面白いのが慶喜は久光を全く知らず、中根に城中で久光の意図を探らせるが、帰ってきた中根が言うには全て噂で、久光
は攻めてくると言う噂もあるし、そうで無い噂もある。こういうはっきりしたことが分からない様子が描かれるのがリアルであ
る。今の大河だと主人公側は正確な情報を持っていることが多く、「何が真実なのか?」ということで困る姿を見ることがあま
りない気がする。

今回、大久保一蔵、小松帯刀。そして老中に板倉勝静が登場。面白かったのが寺田屋事件の扱い。伏見に集まっている各藩藩士
の内、薩摩藩の藩士を暴発しないように説得せよ、と久光が大久保に言うが、説得は難しいと思いますと大久保が言うと、久光
は説得出来なければ斬れ、で、その後の老中のシーンで、「久光は寺田屋に集まった自藩の者を容赦なく斬ったので、覚悟があ
って出てきているのだと思います」と言う会話のみで寺田屋事件が終了したこと。「翔ぶが如く」では血まみれの惨劇となった
あの事件の扱いがこんなに簡単に・・・。しかし上の者から見れば下っ端の者などこういう目で見ていたのではと思うので、む
しろリアルだなぁと思う。斬新な(?)寺田屋事件であった。

続きます
0286日曜8時の名無しさん
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2020/10/16(金) 15:02:48.04ID:y8gFpcs8
>>285 より続き

久光が幕政改革のため上洛してきたことで、老中たちは無位無官の癖にと怒っているが、何しろバックにいるのは薩摩藩だし、
しかも孝明天皇もついているしで、「風は久光に吹いている」ということで、幕府から出来る政治改革をやってしまおうとして
いる。しかしそんな幕府のやり方を久光はよく承知している様である。それで久光は「慶喜を将軍後見職に」と言っている割に
慶喜とは全然連絡を取っていないようである。

そういうこともあって慶喜は登城が許され、将軍家茂に面会している。

>>268 で出てきた広木松之助が再登場(死んでいなかった)。鎌倉にいた新三郎と会う。しかし広木はその後すぐに自害。新
三郎は「俺は自分のことしか考えていない。広木は天下のために命を投げ出したのに」と言い、水戸に戻ると言う。ここら辺、
私の筆力だと分かりにくいかもしれないが、史実で「桜田門外の変」に参加した一人(という言い方も軽いかもしれないが)の
広木松之助とオリキャラの新三郎の絡みがうまいと思った。

後、前回は剣術、今回は囲碁で慶喜と寅之介が勝負して、慶喜が「剣とは、碁とは」ということを長々喋るが、要はこれ、今後の
「慶喜の政治家としてのあり方」なのだと思う。「碁は読み合い」「なるべく小さく負ける」とかそういう事だと思う。
0287元テンプレ厨 ◆I.hHf3nPw6
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2020/10/17(土) 08:49:58.75ID:lqB2tkgf
 囲碁のシーンについてはもう少し細かな台詞があった方がよかったと思うのですが、囲碁を知っている視聴者は少ないでしょうからやむを得なかったのかな?
 盤面をまともに映したカットがなかったので確とは言えませんが、まだ序盤から中盤のかかりくらいだったはず。実力差があったとしても、あの段階で投了するのは主君に対してかえって非礼。
 寅之介が「右上も左下も死んでおります(取られております?)」と言った時に慶喜が「いや、まだ活きておるではないか」と返すのではなく、
例えば「そちの申すとおり右上も左下も死んでおる。しかし、それを捨て石と諦めてこの辺りに打ってみよ。そちの陣地が拡がるではないか。捨て石を上手く利用できれば盤面全体ではまだまだそちの負けとは限らぬ。」とか語っておれば、その後の彼の人生とも気脈を通じる面があって面白かったのですが・・・
 まぁ、そんな会話をして意味が通じるのは囲碁ファンだけでしょうから、「皆様の」NHKとしては仕方がなかったんでしょうね。
0288日曜8時の名無しさん
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2020/10/17(土) 16:01:45.58ID:W9zdsTjN
>>287
>とか語っておれば、その後の彼の人生とも気脈を通じる面があって面白かったのですが
人物の信念と符号させるその流れ、良いですね
0289日曜8時の名無しさん
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2020/10/17(土) 18:27:17.05ID:xHPw/11t
テストです
0290日曜8時の名無しさん
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2020/10/19(月) 18:15:00.73ID:SdTClihc
第25回「将軍後見職」

松平春嶽と板倉勝静が会う。春嶽は幕政に関わることを承知する。水戸藩が問題を起こしまくりなので(桜田門外の変や、
数々の異人殺傷事件、坂下門外の変など)、慶喜を水戸藩の養子として戻して藩政をさせてはどうかという案がでていると
のこと。春嶽は薩摩藩主実父と言うだけの久光が、幕府の専権事項であるはずの幕政に口を出すのがいかに重大なことか分
かっているのか?と問う。

大奥では瀧山と和宮付きの女官(名前が分からず)が、瀧山側の「将軍御台所なのだから、武家のしきたりを守り姑の天璋
院に仕えるべき」と和宮側の「和宮は天璋院に仕えるために来た訳ではない。そのことについては老中側と取り決めがある
はず」という対立で、瀧山は突っぱねる。結局和宮付き女官は「老中と話しをする」ということでとりあえず引き下がるが、
瀧山は和宮のことよりも、一橋刑部卿が将軍後見職に就くことを問題視している。公方様が吹き飛ばされてしまう。斉昭は大
奥をを潰せと言っていたから、その息子である慶喜もそうに違いないと思っている様子(ここやっぱり、斉昭の女性関係を
やっていないから、大奥が頭の固い人たちに見えてしまう・・・)。

続きます
0291日曜8時の名無しさん
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2020/10/19(月) 18:38:45.29ID:SdTClihc
>>290 より続き

老中たちは慶喜を水戸に返す、いや、それだと春嶽が幕政に関わるのを止めてしまうと割れている。この中で久世(だったと思
う)が長州藩から出た航海遠略策のことをちらっと話している(これ「花燃ゆ」の時も大して扱われなかったんだよね。それに
しても長州と言えば「花神」が総集編しか残っていないのが惜しまれる。薩摩の場合、「西郷どん」は今一でも「翔ぶが如く」
があるが、長州藩を主体に描いた大河ドラマは「花神」と「花燃ゆ」しかなく、「花燃ゆ」は長州藩のことをろくろく描いてい
ないし、「花神」が総集編しか残っていないのでは、大河ドラマで「長州藩」をまともに描いたものが存在しなくなってしま
う。「徳川慶喜」みたいに思いっきり政治主体の「長州藩のドラマ」が見たいんだけどな。「ド汚い手段」を駆使する長州藩士
とか、明治に入ってからの汚職とかバシバシ入っているのが希望。多分どこからも需要がない)。

慶喜が水戸藩の養子になるかもという噂は直子と美賀にも伝わっているが、慶喜が水戸に行くなら美賀も一緒だと、直子に言わ
れると美賀は「水戸に行くのは嫌」とはっきり言う。良妻賢母的に「刑部卿さんのいくところならどこへでも」と言わないのが
正直でいいと思う(笑)。

続きます
0292日曜8時の名無しさん
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2020/10/19(月) 19:13:18.36ID:SdTClihc
>>291 より続き

平岡がやって来て、島津久光が「慶喜を将軍後見職に、松平春嶽を大老に」と言っていることと、久光は他にもいろいろ言って
きて「自分が藩主になりたい」とか「官位が欲しい」とか言ってきているらしい。慶喜は「久光は藩主の父であろう?」と確認
して、「(なのにそんなことを考えるとは)少々変わったもののようだ」と言っているが、あなたも(変わっているという事で
は)人のことは言えないだろうと思う(笑)。

久光は自分の要望(勅定)がなかなか受け入れられないので、能に例えて朝廷勅使に文句を言っているが、結局大久保が刀を持
って勅使と老中が会談する隣の間に控え、どうしようもなくなったら合図して部屋を出るようにと言う(実際は勅使が普通じゃ
ないのを老中側が察して、大久保が出てくるには至らず)。ここの大久保が迫力と凄みがあってよかった。「西郷どん」の大久
保は全然凄みを感じなかったので(そもそもこのシーンもやっていないような。西郷が島流しの期間ってほぼ西郷が島の生活を
エンジョイしているところしか描かれていなかったので、薩摩藩の動きを描いていなかったと思う)、「徳川慶喜」の大久保の
方が政治家らしく見える。

結局久光側の(と言うか大久保の)執念(?)が実ったのか幕府は勅諚を受け入れざるを得なかったようで、慶喜は将軍後見職
になって今回は終わり。それにしても江守徹の久光が政治家らしくて素晴らしいと思う。
0293日曜8時の名無しさん
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2020/10/20(火) 23:06:20.48ID:b7yhS2ug
>>292 の朝廷勅使は大原重徳でした。

第26回「生麦事件」より

慶喜は一橋家を再相続。将軍後見職として仕事を始める。それで「タイトル」の生麦事件について。

久光の行列は生麦の当たりを通りかかり、行列を馬で横切った4人のイギリス人を斬ったという報告がかごの久光に届く。こ
の辺り、斬られたイギリス人の描写とかは全く出てこない。全てかごの中にいる久光の視点で描かれるのがこの作品らしいと
ころである。

これで久光は、れんの兄与兵衛のやっている旅籠で休憩するが、与兵衛は武士が嫌いで恐いので、代わりにちょうどそこにい
た辰五郎とれんが接待する。ここの久光が実にお殿様で辰五郎やれんに関心を示さないのがいい。

久光は顔色も変えず(こういう人の命をなんとも思っていなさそうなところも実にお殿様である)、「(行列の)届け出は幕
府にちゃんと出していたのだな」という事を確認して、斬ってしまったことを奉行所に報告するでもなく(家来は確認して
いるが久光が「いらない」と)、そのまま行列を進めようとする。

続きます
0294日曜8時の名無しさん
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2020/10/20(火) 23:26:48.56ID:b7yhS2ug
>>293 より続き

このシーン、「異人を斬った」という事に対し、久光の反応が余りにも鈍いので、一瞬「久光は馬鹿か?」と思ったが(何しろ本作
「異人を斬る」ことがどんなに重大なことかというのを繰り返しやって来たからね。老中たちが「我が国の立場が悪くなる」と騒い
でいたし)そうではなく、久光はこれで「幕府に嫌がらせができる」と考えたのだろう。

何せ今回久光は、春嶽を政事総裁職、慶喜を将軍後見職として、「全て自分がやった」と思ったのに、藩主の座も官位も何も貰えな
くて、対応した慶喜を恨んでいたと思うので。「幕府に届け出は出していた」のに、イギリス人が行列の前を横切って斬られたとい
うのは薩摩藩の責任ではなく、幕府のせいに出来ると踏んだのだろう。眠そうな顔をしてかごに乗っていた久光だがちゃんと頭は働
いていた様である。

後今回、辰五郎―与兵衛 が水戸の話、同時にれん―うめ がピアノの話をしているのだが、何しろ同時に話しているのでどちらの
内容も聞き取れなかった。本作ただでさえ会話に情報がたくさん入ってくるので、ややこしいことは勘弁して欲しいと思った。
0295日曜8時の名無しさん
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2020/10/21(水) 15:41:15.76ID:dMyCbcL4
第27回「幕政改革」より

慶喜、春嶽、板倉、大目付(テロップは出たのだが追いきれなかった)で生麦事件の対応を協議する。異人を斬った後始末をし
ない薩摩に腹を立て、軍を出動させるべきとか、下手人を引き渡すよう書状を送ろうとか、いろいろな案が出ている(しかも久
光の予想通りで、薩摩藩は幕府に届け出をしていたが、それについて外国奉行は何もしていなかったという事で幕府にも手落ち
があった)。ここうまくまとまらないのだが、どの案もそれなりに一理あり、私がこの中にいても、どの案を選べばいいか分か
らないと思った。こういう場合、下手なドラマだと、ものすごく馬鹿な意見とか馬鹿な人とかが出てくるケース(テンプレ通り
の悪人みたいな)もあるが、この作品だとそういう悪役のための悪人みたいなのがいないのがいい。

慶喜は春嶽に紹介された横井小楠に世界の情勢、政治に関してのレクチャーを受けている。慶喜はそれに納得しているが、それ
を作り上げるのは大変だと思っている。それで幕政改革に手を付けることになり、参勤交代は3年に一度にして、その浮いた分
で軍備の増強とか、人材登用とか、海軍を作るとかやろうとしている。

続きます
0296日曜8時の名無しさん
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2020/10/21(水) 16:13:28.68ID:dMyCbcL4
>>295 より続き

しかしトップである将軍家茂は、昼から大奥に来て和宮や猫と遊んでいる。そこへ天璋院登場。私はこの作品の天璋院が好きで
この登場のシーンだけで大奥をしょって立つ威厳とか貫録が感じられていい(演者は深津絵里だが、当時25歳だったと言うのは
凄い。全然そう見えない)。天璋院は将軍のやること、御台所はその助けとなることだと話す。そして観行院と高部が朝廷と大
奥のやり方でまた対立している。しかし結局天璋院が「御台所としてそなたが公武一和をやりなされ、戦いなされ!泣いていて
も花は咲きません」とかっこいい台詞で締めている。残念なのが天璋院が結構長く喋ったのは作品中ここだけなこと。もう少し
出番が欲しかったのだが。

今回も話に出てきた長州藩だが、久光が公武合体のため上京したから何か動きがありそう。横井小楠も危ないという話を慶喜と
春嶽でしている(ウーン、長州藩が主役の「花燃ゆ」より、今のところ話にしか出てこない本作長州藩の方が何となく不気味で
凄く感じられるのはどういうことなのか?)。春嶽は、慶喜個人としては父斉昭のように尊王攘夷の方向なのか?と言うが、慶
喜は自分個人の考えなどなく、立場に応じて全力を尽くすだけと言う返し方をする。

それにしても最後で慶喜が話していた「湖の底に沈んだ男の話」と言う内容の昔ばなし、きっと何か意味があるのだろうが全然
分からないよー。田向正建はこういう昔ばなしを描写に入れてくることが多い(「武田信玄」の「八千年の春、八千年の秋」と
か)。これ一々全部自分で創作しているのだろうか?凄いといつも思う。
0297日曜8時の名無しさん
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2020/10/22(木) 08:37:02.85ID:KNTrVk96
>>296
>「湖の底に沈んだ男の話」と言う内容の昔ばなし、きっと何か意味があるのだろうが全然分からない
慶喜の心象風景か何かかと思っても、イマイチぴんと来ないんですよね
0298日曜8時の名無しさん
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2020/10/22(木) 18:44:51.38ID:ZRsQd3vZ
第28回「上洛への道」より

将軍後見職として忙しく働く慶喜。やはり生麦事件の後始末は難航。イギリスへの賠償金を払う気はない久光。しかも長州が、
条約を破棄し、即刻攘夷を言っているため(破約攘夷)朝廷も賛同し、春嶽も破約攘夷に賛成という事である(井伊が朝廷の許
しを受けず条約を結んだことを今でもいいと思っていない)。慶喜は幕閣を集めて今は危急の時である。危機は外から来たもの
ではなく自分達が被害者だと考えないように、誇りをもって職務に当たって欲しいと言っている。

吉子と永原のシーン。ここ吉子が慶喜を案じるシーンなのだが、それより永原が部屋に入った時、吉子の生け花の桔梗を見て
「桔梗ですね」というのだが、吉子が「そなたはそういう事も知らないと思っていました」って・・・。永原どれだけ吉子に自
分をボンクラに見せてるんだ(笑)。

続きます
0299日曜8時の名無しさん
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2020/10/22(木) 19:22:51.01ID:ZRsQd3vZ
>>298 より続き

今回慶喜は上洛の準備をしているが、中根が辰五郎に同道を頼んだり(結局これは慶喜の方で「気持ちだけ」と断るが)、水戸
の武田耕雲斎、梶清左衛門を呼び、そなたたちを頼りにしていると言い、死は恐れないが何が起こるか分からないと気を引き締
めていたり、しかもラストは美賀との水盃で、「今京都に行くことがどれだけ危険なのか」ということが伝わってくる。

最も慶喜は直子に「京の美味しいもの」を聞いたりもしている。しかし直子は答えられず美賀に振るが、「紀州の梅」とか答え
てしまう。そこに松島があゆだの松茸だの言い出し、「何でその方が知っておるのじゃ」と言われている。ここ以外でも松島は
色々な知識のあるところを見せている。田向大河、何気に頭のいい女性が多いと言うか、馬鹿な女と言うのがあまり出てこない
気がする(そう言えば「武田信玄」の八重も、時折「姫様、国と国の間の約束と言うものは破るまでが約束でございます」みた
いな鋭い意見を言っていたと思う)。

今朝ドラの再放送で「澪つくし」をやっているが、ジェームス三木の大河で感じたのは「女は馬鹿」という感覚が強いことで、
「澪つくし」では大河よりさらに女性が描かれるので、その考え方がより強く出ている(イヤ、流石女性問題を起こした脚本家
だわ・・・。と感心してしまう)。こういう点で田向正建脚本の朝ドラ、「雲のじゅうたん」が見たい。何しろ1976年に女性が
操縦士を目指す話だし、しかも中条静夫、船越英二といった役者も出ているし、田中絹代ナレーションとか見どころありすぎ。
田向正建の大河の女性像を見る限り面白そうな気がする。「澪つくし」をやるのなら「雲のじゅうたん」もやってくれないか
なぁ。
0300日曜8時の名無しさん
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2020/10/22(木) 23:17:25.21ID:fCBe6xJi
久光の率兵上洛に幕府人事介入
岩倉(攘夷派の台頭でこの後失脚)は
久光は江戸で捕縛されるだろうって思ってたそうだね
井伊が暗殺されて久光の介入許したあたりから幕府
は舐められてくる
三条勅使が上座
もっとも三条何時斬られるかと震えてたそうだけど
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