>>210 より続き

松島は、慶喜が花嫁の所に行くのを邪魔したいらしく、花嫁は美人ではないとか、目が吊り上がっているとか散々に言うが、
花嫁の美賀は石田ひかりということが分かっているので、何を適当なことを言っているんだとしか思えない(笑)。しかも
「何の邪心もありません!」とか(本放送の時点でツィッターがあったら、「嘘つけ!」「邪心だらけだろw」とか盛り上が
ったに違いない)。

それで「花嫁が恐いと言うのは武士の恥」ということで、慶喜が美賀の所に行って歌を交わすところで今回は終了。

今回で慶喜が「新三郎の様子がおかしい」と気付いて気にしているが、先輩の佐衛門は気にしていない様子(もしかしたら知
っていてしらばっくれているのかもしれないが私には分からなかった)。この作品の慶喜は割と気が付く人なのかな?と思う。
原作の司馬遼太郎の「最後の将軍」だと、慶喜は本物のお殿様と言うか、庶民と感覚がまるで違うのでビビったものである。
この後、慶喜の政治活動のために家来が何人も死ぬが、原作の慶喜は「主君のために家来が死ぬのは当然」という態度で全く
悲しんでいないのだった(本作ではちゃんと悲しんでいたと思う。原作そのままの慶喜だと流石に共感されにくいと思ったの
だろう)。