第6回「抗争のはじまり」より

うーん・・・。今回は水戸藩のゴタゴタ。慶喜と紀州慶福の将軍後継争い(本作慶喜は全く乗り気ではない)。鷹司政通
(演、宝田明)と九条尚忠(?だと思うが録画していないのではっきりせず)の開国と攘夷についての話。とてんこ盛り
なんだが、てんこ盛りすぎて何が何だか。

斉昭と慶篤が毒を盛られそうになるという事件が起こる。これは恐らく結城朝道ウィキにある[結城朝道は本作では結城
寅寿。今回作中でナレ死ならぬ、永原のセリフでのセリフ死という可哀想な扱い。確か第1回に出てきたと思うが
(演、及川以造)、その後斉昭の会話でしか描かれない。しかもこのドラマ、斉昭がすごく人格者に描かれており、
「自分は寅寿を恨んでいない」みたいなことを言っていたが、史実では蟄居謹慎が解かれた後の斉昭に酷い目に遭った
みたいなので、割を食った格好になりさらに気の毒である]、「朝道は水戸藩の支藩の筆頭・高松藩の藩主で、幕府内
においては譜代大名の井伊直弼ら保守派との関係が深い松平頼胤が宗家の家督を欲しているのを知り、慶篤を暗殺して
頼胤を藩主に迎えようと画策した」というのを基にしているのかな?と思う。しかしウィキのこの件要出典だし、彼が
これをやったのは1853年、今は1856年だから、少しずれている。

続きます