>>230 より続き

後は養母の直子。彼女もかなり慶喜をチヤホヤしているが、夫の慶壽は25歳の若さで死亡。さらに 230 の通りその次の当
主昌丸も2歳で死亡。その次に来たのが慶喜なのだから、そりゃあ大切にするだろうと納得がいく。

後、慶喜を将軍にしようとしているのも(その内、斉昭は父だから贔屓するのは当たり前だし)、対抗馬が9歳も若い紀州慶
福である。今の政治状況なら子供はまずい、ということになると慶喜しかいない。だから慶喜を将軍に押し上げようとする、
という事だろう(しかしこれだと、「大奥」というのは何のためにあるんだ?と思う。あれだけ多くの女性を集めているのに
何故こんなに次期将軍候補が少なくなるんだと思う)。

これが「慶喜をチヤホヤする者の事情」だから理由がはっきりしている。「麒麟がくる」の光秀は大したことはやっていない
し、なおかつ慶喜の様に明快な理由があるように見えないから腹が立つのだと思う。