>>253 より続き

謹慎中の斉昭が永原を呼んでいる。永原は「この頃悪いのですか?」みたいなトンチンカンなことを言うが、確か慶喜に斉
昭のことを聞かれた時は「この頃(斉昭は)胸の痛みも増えた」といっており把握していたので、わざととぼけているのだ
ろう。斉昭は永原のことを「何を楽しみに生きているのか分からない。それもあって妻の吉子付にした」と言っているため
(慶喜とのシーンで踊りが上手なことを見せているため、永原は無趣味な男ではない)何を考えているのか実はよく分から
ない曲者という演技をさせるために、佐藤慶という役者を当てたのだろう。斉昭は「自分はもう長くないから、妻のことを
頼む」と永原に言い、永原は「奥方は私のことを迷惑と思っているのかも」みたいにズレた答えを返すが結局了承する。

それにしてもやはり島津斉彬も、公家の会話の中で「10日前に亡くなった」と言われるのみ。結局、>>245 の西郷とのシ
ーンが最後だったか・・・。このドラマ、遺体がきちんと出てきたのが、家慶、家定という将軍だけだった気がする。

水戸に勅定が下り、井伊は「水戸の老人のせいだ」と怒っているが(ウィキを見てもこの件水戸藩が動いたものではないよ
うだが)、これが結局安政の大獄につながる訳ね。

ハリスは、フランスの人間に(ロッシュ?)日本での交渉のやり方を伝授している。やはり「日本では誰が偉いのか分から
ない」と文句を言っている。

たみが生麦に向かう。その後を早川良介が追っている。次回新三郎たちに動きがありそうである。ということで今回はオシ
マイ。