>>260 より続き

たみが新三郎の子を連れ帰ってしまったが、誰の子か言わないので、直子、美賀、松島が問い詰めている。しかもたみがそ
の最中に「お殿様をお恨みします」と言い泣き出したため、周囲は慶喜の子と勘違いしてしまい、「余は知らない!」と慌
てている(しかし、当時はありがちだったという表現なのだろうが、美賀が大して動じていないのはさすがである)。で、
そのコミカルなシーン(?)の後で、井伊の真面目で威厳のある顔がドーンと出てきたので何となく笑ってしまった。結局
たみは新三郎の子だ、と言うのだが、たみがこんな目に遭っているのは、みよがいるにもかかわらず、新三郎を強引に結婚
させた慶喜の責任ではあるので、少しは反省して欲しいものだと思う(笑)。

それで今回は、安政の大獄で江戸にも逮捕者が出ていたり、薩摩の有村次左衛門と、水戸の高橋多一郎で井伊の襲撃計画を
立てている(桜田門外の変は次回だが、こういうところ一瞬でも有村次左衛門が出てくるところはさすがこのドラマであ
る。お陰で人名の把握に手間取ったりしている内に会話を聞きそびれたりするがw)。家茂が将軍就任し、逮捕者がたくさ
ん出てしまったので涙ながらに孝明天皇が条約承認をし、逮捕者がたくさん出て拷問されているのに、「手ぬるい」と言っ
ている井伊とか、謹慎中で何もできないイライラから節分にかこつけて、自分の部屋から弓をバンバン打つ慶喜やら、今回
も盛りだくさんだったのだが、まとまらないので今回はこれでオシマイ。