>>262 より続き

土岐は苦しがりながらも人払いをして、井伊に注意すること、水戸の慶篤を隠居させ、他家から養子をもらう噂が出ている
と話す。

安政の大獄での処分で、安島は切腹(このドラマ初めての切腹シーンのような気がする。一瞬で終わったが。しかし死ぬシ
ーンが出てきた安島はこのドラマにおいて勝ち組である。何せ、阿部伊勢守も島津斉彬も死ぬシーンなしだし、阿部は死ん
だことすら何も言ってもらえなかった)。鵜飼父子と茅根伊予之介が死罪。斉彬も生涯幽閉。鷹司父子も失職。

慶喜も隠居謹慎。中根はキレており「理不尽だ!!」と大声を出している。直子も危機感を募らせている(そう言えば、今
は慶喜が当主じゃないから、と思ったが、>>261 のたみが新三郎の子を連れ帰ってきたシーンでも慶喜は上座ではなく、
直子と美賀が上座にいたような気がする。こういう習慣だったのだろうか?この大河は所作とかしっかりしてそうなのでミ
スではない気がする)。ここでも直子は慶喜と対等に政治の話をしているが、この後のシーンでも直子は気絶した松島の手
当てで「足を上げるのじゃ!」と適切な指示を出していた。徳信院直子何者?以前も書いたと思うが、公家の姫君とは思え
ない程落ち着いており、深窓の令嬢感がないというか。直子が「今の一橋家は当主不在の状態なのです」というのに慶喜が
「おたたさまがいるではありませんか」と冗談めかして返しているが、この女性本当に一橋家の当主でも何でも務まりそう
である。

続きます