>>264 より続き

慶喜は謹慎を厳格に守り、暗い部屋で食事を一人でとり、布団も自分で敷いている。この描写が何となく面白い。

吉田松陰、橋本佐内も死罪となる。そう言えばこの大河、松陰は黒船の時中根絡みで少し出てきたが(>>180 参照)、
佐内は出てこなかったなぁ。しかし佐内は出なくてもこの作品中身は濃いので、幕末って政治を描こうとすればいくら
でも描けるという気がする。だから長州藩から見た大河とか、薩摩藩から見た大河とか、それぞれすごく面白く描ける
はずなんだけどねぇ(「花燃ゆ」とか「西郷どん」とか)。佐賀から見た幕末とかも面白そうなんだけど。鍋島閑叟と
か江藤新平とか主役になりそうな人もいるし。でも江藤は大久保との絡みで描くの難しそうなのがね〜。

九条関白が孝明天皇に、水戸藩に勅定を返還させる話をして、天皇はこの弾圧が収まるならということで、水戸藩に話
が行くが、藩内では「返納しては水戸の存在が危うくなる」「お上は無理矢理納得させられたのに違いない」というこ
とで大騒ぎになっており(斉昭ではないが、水戸の騒ぎはいつものことだが)、廊下で割腹自殺をしているシーンが映
る。何だこりゃと思ったが、ウィキの「桜田門外の変」に「水戸藩士・斎藤留次郎が水戸城・大広間で割腹自殺したた
め、返納は延期された」とあるからこれのことだったらしい(ドラマでは廊下だったが)。

その後関鉄之助を大将にして井伊を討つ計画を立てている。

続きます