>>278 はい、多分連投のせいだと思います。

第22回「母と子」より

慶喜は謹慎は解けるが、隠居のまま。そんな中新たな家老松平近韶(ちかつぐと読む、演、田山涼成)が大目付になった
前家老の代わりに、勘定奉行から一橋家付き家老になる(慶喜は「監視役」と気を許していない)。前も書いたと思う
が、こういう描写が頻繁に入ることにより、御三卿である一橋家の特殊な立ち位置(他の大名の様に譜代の家老ではなく、
幕府という組織の一員としての家老だから、家に尽くすという意識が薄いと思われる)が分かる。

都では和宮が将軍との婚礼を嘆いており、観行院が自分の命に代えても結婚を阻止しようとしているが、もちろん和宮はそ
んなことを望んでいない。その後九条関白と岩倉具視が話すシーンになるが、岩倉は幕府には昔日の力はなく、大老を襲っ
た水戸藩の者に罰も与えられない。今こそ朝廷の威信を示し700年の恨みを晴らすべきだと言う(しかし薩摩と言い、朝廷
と言い、権力欲の塊である)。

続きます