第28回「上洛への道」より

将軍後見職として忙しく働く慶喜。やはり生麦事件の後始末は難航。イギリスへの賠償金を払う気はない久光。しかも長州が、
条約を破棄し、即刻攘夷を言っているため(破約攘夷)朝廷も賛同し、春嶽も破約攘夷に賛成という事である(井伊が朝廷の許
しを受けず条約を結んだことを今でもいいと思っていない)。慶喜は幕閣を集めて今は危急の時である。危機は外から来たもの
ではなく自分達が被害者だと考えないように、誇りをもって職務に当たって欲しいと言っている。

吉子と永原のシーン。ここ吉子が慶喜を案じるシーンなのだが、それより永原が部屋に入った時、吉子の生け花の桔梗を見て
「桔梗ですね」というのだが、吉子が「そなたはそういう事も知らないと思っていました」って・・・。永原どれだけ吉子に自
分をボンクラに見せてるんだ(笑)。

続きます