第37回「慶喜の頭痛」

体調が悪くうまくまとまらないかもしれないが、とりあえず昨日分。

新三郎が死に、みよはすぐ後を追おうとするが、たみはとめる。このシーンのたみ(水野真紀)の新三郎を見る顔が良かった。
感慨深い顔というかあきらめのような、うまく言えないがとにかくよかった(説明になっていない)。

慶喜は表向き天狗党に何もできないと声を荒げつつ、辰五郎に手紙を持たせるのがいい。天狗党を解散し少人数で行動すれば一
人二人は生きられるかもと。それにしてもこういうシーンを見ると、辰五郎が手紙を持って武田耕雲斎に会いに行く道中とか描
いても面白そうな気がするが(もちろん本作そこまで描いていないけれども)、そういうシーンをずーっとやっていたはずの
「麒麟がくる」の描写はそれほど面白くなかった。あれだって戦国時代なのだからスリルある展開にいくらでもできるはずだが、
何となく光秀って何をやっても死ななさそうというか(一応怪我もしてるのだが)、緊張感が足りない気がする。

続きます