>叔父を斬首してでも支持した信西は自害、で清盛逆上「全てが終わりじゃ」、
>一方義朝は「源氏か平氏、いずれが強いか」話がちと強引。
>脚本若干迷走。

いやいや、強引だったのは脚本ではなく、忠盛が提言し為義も受け入れた「源氏と平氏、
いずれが強いか双方が十分な力をつけるまでとっておこう」との約束を守れず、
機が熟していないのにクーデターに加担してしまった義朝ですよ。
この場面が、迷走どころか4話からの太い線で結ばれたものであったことは、早まった義朝がこのセリフをリフレイン
したことからも一目瞭然です(さらにこの線は源平合戦まで伸び続ける。平治の乱はいわば中間点)。
義朝が突出したせいでもはや止められない。既に歴史は平治の乱へ向けて不可逆的に動き始めた。
時期尚早でやりたくないが、もはや受けて立つしか選択肢はない。
これが物語内在的な展開としての平治の乱、そして一騎討ちのロジックです。