>>710
良い訳ないだろ。
だいたい清盛は、これまでの源平大河と違って、平治の乱後の過程をすっ飛ばすようなことをせず、
その間の清盛を連続性を保ちながら(断片的、飛び飛びではなく)線として描いている
(一気に太政大臣、次は出家とはならない)。
位人臣を極めた太政大臣が松ケンで、その次の回がマツケンとか悪い冗談でしかない。
しかも、屈指の芸術回であり、過去との往還を繰り返す次の次の白河院の伝言回で、
死の淵を彷徨う清盛がマツケンというのでは、すべてが台無しとなる。
これまでの前半生を振り返るこの回が、前半生を演じた役者と別人が演じたらどうなるか、
マツケンに置き換えてちっとは想像してみなよ。