当初から予定されていたのか、予算上の措置からやむを得ない選択だったのかは知らない。
しかし、普通に考えれば賀茂川河川敷に決まってるところに、「2人以外誰もいない異次元空間」
を演出してヴァーチャルリアリティ感を醸し出したところに、この一騎討ちの場面設定上の意義がある。
そしてそれは、たとえ結果論であっても、「一騎討ちのロジック」=「時期尚早の[やるべきでなかった]
源平合戦第2ラウンド」に相応しいトポスだったと断言できる。