>>11
>>13
>>22
俺もあのエピソードは完全な脚色だと思ってんだが元々の逸話があるそうだ

引用 ブログ 敬天愛人

今回のドラマ内で、砂糖隠しの嫌疑を受け、柄本明さん演じる龍佐民と愛加那の兄・富堅が代官所に捕縛され、それを西郷が助けるシーンがありましたが、
これは東郷中介『南洲翁謫所逸話』に収められている逸話を参考に構成したものだと思います。

同書には、あらかじめ決められた砂糖の生産量に達しなかった者に対しては、「島民カ隠蔽スルモノトナシ甚シキ苛責ヲ加フ」とあり、
島民が砂糖を隠し持っているとして、拷問等を加えたとありますが、
それを憂いた西郷は、「直ニ旅装ヲ整ヘ行程四里餘ヲ急行」し、当時在番役(代官)を務めていた相楽角兵衛に面会を求め、「具ニ條理ニ訴ヘ島民ノ宥恕ヲ乞フ」たとあります。

結局、相楽は西郷の言を入れて、捕らえていた農民たちを解放し、「島民皆苦責ヲ免レテ各其業ニ就キ居タリト云フ」と同書にありますが、
このようなことがあったことから、西郷は島民の信頼を得ることになったのです。
今回はこの逸話を大きく脚色して、ドラマに仕立てたのでしょう。