遣韓論が何で多数派、というかまともな学者に相手にされないかと言えば、
根拠が1970年代の毛利敏彦説から一歩も出ておらず新たな進展がないから。
1970年台の毛利敏彦説は、「出兵に言及したのは閣議決定前の板垣宛書簡にしか見られない」
ことを最大の論拠とするが、実際は本スレや史実スレでも挙げられてる通り、
西郷から出兵の意図を聞いたのは閣議決定後に、板垣以外の人も大勢いるので、
そもそも主張として成り立ってない。ただの史料操作。

で、困ったことに西郷信者というのは研究者の中にも一定数いて(原口泉、磯田など)
そんなに遣韓論が正しいと思うなら論文書いて主張すればいいのに論文は一切書かない。
なぜなら叩かれることが分かってるから。で、学者向けに応答する必要のない一般向けの講演やらで宣伝してる。