>>578
相手の主張を受け容れる度量を持つともいえるし、他人の意見に流されやすく一貫性に乏しい人物ともいえる。
でも、そんな人物でなければ、多数の勢力を糾合し、維新回天の大業を成し遂げることはできなかった。
西郷の歴史的評価は難しく、いまだ定まりきってないけれど、勝海舟が氷川清話で引いたように「西郷といふ奴は、
わからぬ奴だ。少しく叩けば少しく響き、大きく叩けば大きく響く」これがいまでも最も的確な西郷評なのでは?