>>59
俺は一般人の感覚を持っていないせいか、高校生ぐらいのガキ、しかも都で悪ガキとして鳴らした
(京雀から「無頼の高平太」と渾名)清盛が、海賊討伐に成功した凱旋式というハレの舞台で、
興奮と高揚感から思わず不規則発言をしたからと言って、「平氏の御曹司にあるまじき振る舞い」
とはちっとも思わなかったよ、初見時からして。
しかも、「昨日の敵の属性に一体化」することで、清盛と兎丸は「身分違い、されど今日からは(水平的な)仲間」
となったのだ。
このような意味づけまで考えた上でのことなのか、松ケンらしい直感からなのかはわからない。
しかし、松ケンの口から「海賊王になるぞー」が咄嗟に出たのは、ドラマにとって幸運だったと思っている。