独眼竜政宗の影響
聖地巡礼も大河の街おこしも政宗から
バブル景気も合わさって一大ブームが起きた

・平均視聴率39.8%は歴代大河ドラマ1位「梵天丸もかくありたい」は87年の流行語大賞に
・87年7月からの未来の東北博覧会は地方博では異例の300万人突破
・仙台市内の観光地や政宗関連の史跡は連日超満員、大河による聖地巡礼はここから
ここで使われたのが86年発売の写ルンです
・日帰りで行けるとして、東北新幹線も連日超満員
・「仙台・青葉まつり」は前年比3倍、車道まで人が溢れるほど
・大河ドラマ館も政宗から俳優がサイン会を行うと数時間待ちは当たり前
・仙台バブルの勢いで1989年に合併が進み、仙台市は政令指定都市へ

政宗は芸能界にも多大な影響を与えた
・主役の渡辺謙は一気にメジャー俳優に
・愛姫の少女時代を演じた後藤久美子も大ブレイク、日本全国にゴクミブーム、美少女ブーム
・政宗の弟、伊達小次郎を演じた岡本健一もブレイク
翌年男闘呼組としてデビューしいきなりオリコン1位
・秀吉を演じた勝新太郎も若者を中心に再ブレイク
お茶の間の人気者として、ワイドショーを騒がし、妻の中村玉緒はバラエティにも進出する

このように老若男女すべてが見ていた最後の世代のドラマであり、これ以上の大河ドラマは出てこないとも言われる