NHK-BSで早朝6時から「八重の桜」の総集編を放送してるが、重厚で丁寧に作られているね。
復興大河なのでそれなりに金かけている。
会津戦争は見ごたえがあった。

八重の兄の山本覚馬が、禁門の変の怪我の後遺症で盲目で車椅子の身になっても
佐久間象山塾と長崎で学んだ知識を買われて、京都市長になって「新政府に見捨てられた町に文明を。」と
辣腕をふるうが、妹の元スナイパーの八重にも「これからのお前の武器は学問だ。」と
日本最初の公立の女学校の女紅場の舎監になって、外国人教師から英語を習う。

京都に同志社大学をつくるために、元密航者のアメリカが帰りの牧師の新島譲に
京都知事顧問の覚馬が尽力した縁で、妹の八重が妻になる過程も、事実は小説より奇なりで
おもしろい。西郷どんに比べて人間ドラマが丁寧に描かれている。