>>672
たしかに大河よりわかりやすかった。
それにしても新政府軍が士族だけで編成した「抜刀隊」が
重火器を持たされずに刀だけで特攻させられていたとは。
……完全に捨て石扱いじゃないか。
徴兵制に移行するためには士族は不要。だから自軍からも
武士を処分したのか。

で、第二次世界大戦の敗戦まで、原理主義一神教のごとき
「天皇のために命を捨てろ!」って愛国教育が定着していた。
そんな徴兵された素人兵たちは非国民のそしりを恐れて兵となるが
どこに配属されるか、生きて帰れるのかも分からない。

武家ではない出自の者はもともと戦うことを生業にしていない。
ものすごく性質の悪い「ヤラセ」だ。

殺せと命じられたら殺す。負け戦の死地へも命じられたら行かなければ
ならない。どんな突拍子のない愚策でも命令ならば従わなければならない。
まさにスタンフォード大学の監獄実験。

当時の徴兵制と愛国教育は、ISISに拉致されて殺人マシンに育て上げられる
少年兵を連想する。