恐れるべきは無能な味方、とはよく言ったものだ

「敵」サイドだった八重は敵方の心理描写も忠実にやったから、
ブラック要素は入ったにせよ結果としては世間一般がイメージする西郷になり、
「味方」サイドからなりふり構わず徹底してホワイトに描いた今作は
都合の悪い史料を徹底的に排除しまくった結果、ネタみたいな大本営西郷になった