戦前の教育では歴史上人物全て忘れても「楠木正成」これだけは絶対忘れるな!
そんな教育の反動で戦後は、南北朝時代を取り上げた作品は皆無だった
昭和天皇危篤の頃に、長崎市長が天皇に戦争責任がある発言などで
それまでタブーだった天皇問題が盛んとなり
平成の始めにあえてチャレンジした大河ドラマが太平記
この作品を契機にまた南北朝時代の作品が続くかと思われたが続かなかった

南北朝の作品はないが、昨日出てた磯田道史の英雄たちの選択など教養番組ではたまに取り上げられる
英雄たちの後醍醐天皇を特集した回があり
後醍醐は先進的な考えを持った人物だった内容であり見応えある回であった
南北朝時代をタブーにする限り「天皇とは何か?」
曖昧な答えしか答えられない