>>879
西南戦争については「あの」薩摩が立って西郷が率いても政府軍に勝てなかったって事で全国に散らばる
不平士族達は諦めの境地になってしまったわけで、これでガスが抜けきったわけじゃないが、一気に爆発
する精神的支柱を失って、この後はスカしっぺみたいな小抵抗のみになった

それより経済的なマイナス効果と社会構造の変化(農村の没落、没落農民の都市部流入、貧困層の拡大
と、それを安い労働力として肥え太る資本家の誕生)で新たな社会の支配層を産み、資本主義の拡大に
よる貧富の格差って後々まで続く弊害を産んだ

西南戦争は彼等が守りたかった士族の特権確保に自ら引導を渡し、西郷が常に気にかけていた万民の
生活、特に農民達にもっとも打撃を与えてしまった戦争とも言える